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J-GLOBAL ID：201502292662060267   整理番号：15A0645140

有機物における電荷輸送のための量子-古典混合動力学

Mixed quantum-classical dynamics for charge transport in organics

著者 (3件)： WANG Linjun (Dep. of Chemistry, Univ. of Southern California, Los Angeles, CA 90089-0482, USA. [e-mail] [e-mail]) ,  PREZHDO Oleg V. ,  BELJONNE David
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 17  号： 19  ページ： 12395-12406  発行年： 2015年05月21日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電荷輸送はほとんどの光-電子デバイスおよびエネルギーデバイスの動作原理において重要な役割を演じる。これは最初の理論モデルが1950年代まで遡り,それ以来絶えることなく進化してきた有機材料において特に真である。これらの記述のほとんどが摂動論に依拠して小さな相互作用をハミルトニアン中で取扱った。特に,摂動の取扱いを電子-フォノンおよび電子-電子カップリングに適用するとバンドモデルおよびホッピングモデルがそれぞれ得られ,シグネチャーは移動度の特性温度依存性に保持された。本総説は,平均場理論および表面ホッピング理論を含む量子-古典混合動力学技法を用いる有機物の電荷輸送の研究の最近の進歩を説明した。これらの研究は摂動の枠組を超え,実生活において起る時間領域においてプロセスを明示的に表した。両手法の難題,利点および弱点を系統的に考察した。特に,移動度の温度依存性,局所および非局所電子-フォノンカップリングの役割,ならびに電子相互作用と電子-フォノン相互作用との関り合いに焦点を合せた。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *有機材料 ,  *量子論 ,  *Newton力学 ,  電子-フォノン相互作用 ,  e-e相互作用 ,  ホッピング伝導 ,  平均場近似 ,  *電気伝導 ,  *動力学
準シソーラス用語： 電荷輸送 ,  古典力学 ,  電子-電子相互作用

分類 (2件)： 有機化合物の電気伝導  (BM03045F) ,  物理化学一般その他  (CB01030T)

タイトルに関連する用語 (4件)： 有機物 ,  電荷輸送 ,  量子 ,  動力学