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J-GLOBAL ID:201502293094882784   整理番号:15A0241100

パラフィン系相変化材料と接触させたポリプロピレンのナノ機械的性質におよぼすフィラーの効果

Effect of the filler on the nanomechanical properties of polypropylene in contact with paraffinic phase change material
著者 (5件):
資料名:
巻: 63  ページ: 29-36  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: B0690A  ISSN: 0014-3057  CODEN: EUPJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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押込み深さによる機械的性質の変化は,設計に適した有用な情報をもたらすので,ナノインデンテーションは,ポリマの表面および内部のナノ機械的性質の変化を調べるのに適切な手法である。本報は,相変化材料(PCM)として利用されるパラフィンワックスの流体に長期間曝した後の,2種ポリプロピレン(PP)の,ナノ機械的性質の研究に焦点を当てた。PCMは,パッシブシステムあるいは加熱冷却用に,建物内で熱エネルギー貯蔵(TES)に利用されている。この何れの用途でも,PCMはカプセル封じされ,PPはそのコンテナ材料として用いられる可能性がある。4種PP試料,つまり,PP,60%Mg(OH)2充填PP(PP-60Mg),PCM(RT-25)処理PP-60Mg,PCM(RT-42)処理PP-60Mgを,評価した。これ等の試料の熱重量分析により,熱安定性を調べ,更に,32日間に亘り種々温度(RT-25は30,45,60°C,RT-42は45°C)で2種PCMに接触させた,未充填PPとPP-60Mgの,硬度(H),弾性率(E),損失弾性率(Eloss)を評価した。その結果,機械的性質であるH,E,Elossは,PP-60Mgの方がPPよりも高かった。しかしながら,これ等の性質は,PCMと接触させると,PCMが可塑剤として作用し,ポリマを軟化させるので,PPおよびPP-60Mgとも,著しく低下した。その上,高融点のPCMの場合は,最も低い機械的性質を示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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ポリオレフィン  ,  抵抗性 
タイトルに関連する用語 (5件):
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