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J-GLOBAL ID:201502293638539507   整理番号:15A0478913

拡張現実環境における手の仮想手への置換に基づく仮想物体操作の位置ずれ補正

Removing the Geometric Gap in Virtual Object Manipulation by a Human Hand in an AR Environment by Replacing the Hand with a Virtual Hand
著者 (5件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 106-112  発行年: 2015年01月30日 
JST資料番号: S0815B  ISSN: 2186-716X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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拡張現実環境において現実物体による仮想物体の直接操作を実現する場合,操作に用いる現実物体は剛体を仮定する場合が多いが,さらに手を利用できれば,現実空間内で仮想物体をユーザ自身の手で直接操作できるようになる。このためには手の位置・姿勢計測が必要となるが,どのような方法を用いても計測誤差の混入は避けられず,さらに操作に力覚が伴わない場合などは,ユーザによる操作誤差も生じやすい。これらの誤差により,ユーザの手と仮想物体間には位置ずれが生じる。しかし,ユーザ自身の手の姿勢を計算機側の処理によって修正することはできないため,本稿では,現実空間のカメラ映像に仮想物体を重畳描画するビデオシースルー型の拡張現実環境を採用し,現実空間映像中のユーザの手首から先を仮想手に置き換えるというアプローチにより,この問題の解決を図る。人体を仮想化する部分を手首から先とすることで,物体把持に関わるすべての指・掌の姿勢を計算機側で修正できようになる一方,仮想手とそれ以外の人体部分との整合性は,両者を手首部分で一致させるだけで維持できる。そこでこのようなアプローチを実現し,有効性を確認した結果について速報する。(著者抄録)
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分類 (1件):
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図形・画像処理一般 
引用文献 (18件):
  • 1) 加藤博一: “拡張現実感システム構築ツールARToolKitの開発”, 電子情報通信学会技術研究報告(PRMU), Vol.101, No.652, pp. 79–86 (2002).
  • 2) M. Bergamaso, P. Degl’Innocenti, D. Bucciarelli: “A Realistic Approach for Grasping and Moving Virtual Objects”, Proc. of International Conference on Intelligent Robots and Systems (IROS’94), pp. 717–724 (1994).
  • 3) O. Hilliges, D. Kim, S. Iazdi, M. Weiss, A. Wilson: “HoloDesk; Direct 3D Interactions with a Situated See–Through Display”, Proc. of ACM SIGCHI Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI2012), pp. 2421–2430 (2012).
  • 4) J. Lee, A. Olwal, H. Ishii, C. Boulanger: “SpaceTop: Integrating 2D and Spatial 3D Interactions in a See-Through Desktop Environment”, Proc. of ACM SIGCHI Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI2013), pp. 189–192 (2013).
  • 5) M. Prachyabrued, C. W. Borst: “Visual Interpenetration Tradeoffs in Whole-Hand Virtual Grasping”, Proc. of IEEE Symposium on 3D User Interfaces 2012, pp. 39–42 (2012).
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