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J-GLOBAL ID:201502293665198428   整理番号:15A0265445

トウモロコシ(Zea mays)実生では植食昆虫エリシター誘発セスキテルペン類の放出が気孔開口度により調節されている

Emission of herbivore elicitor-induced sesquiterpenes is regulated by stomatal aperture in maize (Zea mays) seedlings
著者 (6件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 23-34  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: W0792A  ISSN: 0140-7791  CODEN: PLCEDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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トウモロコシ実生は植食昆虫に対して応答して日中にサスキテルペン類を放出している。寄生捕食昆虫と捕食昆虫は宿主または餌を見つけ出すために誘発される揮発性混合物を利用している。誘発されたサスキテルペン類の生合成と分泌の日中調節を検討するために,ここではトウモロコシ実生に朝と夕方にリノレノイル-L-グルタミン(LG)を茎切断試験により施用して次の日1日を通してファルネセンの放出,in planta蓄積並びにファルネシルピロリン酸シンターゼ3(ZmFPPS3)とテルペンシンターゼ10(ZmTPS10)の発現濃度を追跡した。LG処理をする日の時刻とは無関係に,ZmFPPS3とZmTPS10の最大転写濃度はエリシター施用後3~4時間以内に発生した。 両日の時間経過の中での光曝露実生のファルネセン放出と植物体内蓄積のパターンの類似性は光の中での絶え間ない放出を意味している。夕刻の誘導以降では,早朝時間帯にファルネセン生合成量は劇的に増大した。光に曝露した実生とは反対に,暗所に保った実生は合成ファルネセンの大部分を保持していた。気孔開口度低下のための日中の暗所曝露と夜明け前のアブシシン酸処理の2種類の処理の結果は放出量の著しい低下とファルネッセンの植物体内での著しい貯蔵量増大であった。それらの結果は,気孔が単に一次代謝に対するガス交換だけでなく間接的な植物防御でも重要な役割を演じていることを示唆している。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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異種生物間相互作用  ,  植物生理学一般  ,  植物の生化学 

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