文献

J-GLOBAL ID：201502293765525892   整理番号：15A0708198

イオン液体に対するリグノセルロース製バイオマスの溶解プロセスを支配する各種の因子 現状や展望,課題

Factors governing dissolution process of lignocellulosic biomass in ionic liquid: Current status, overview and challenges

著者 (2件)： BADGUJAR Kirtikumar C. (Dep. of Chemistry, Inst. of Chemical Technol., Matunga, Mumbai, IND) ,  BHANAGE Bhalchandra M. (Dep. of Chemistry, Inst. of Chemical Technol., Matunga, Mumbai, IND)
資料名： Bioresource Technology  (Bioresource Technology)
巻： 178  ページ： 2-18  発行年： 2015年02月 
JST資料番号： A0390B  ISSN： 0960-8524  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 再生可能な生物エネルギーやファインケミカル製品を製造する際,リグノセルロース製バイオマスを原料に利用するプロセスの開発が持続可能な資源開発に必要である。リグノセルロース製バイオマスを従来の溶媒に溶解する手法は複雑且つ困難で,理由は上記のバイオマスが化学的に複雑な超構造で構成する為である。近年は各種のイオン液体を利用する溶解プロセスの研究開発が注目を集め,理由はイオン液体が上記の複雑なバイオマスも可溶化できる上,工業プロセスのスケールアップが容易な為である。リグノセルロース製バイオマスを代表的な各種のイオン液体に溶解する最新プロセスをレビューし,更にバイオマスの溶解に関与する各種のプロセスパラメータや影響もレビューした。最後に上記の興味ある分野に関連する各種の課題や機会も展望した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 生物エネルギー ,  バイオマス ,  再生エネルギー ,  資源開発 ,  持続可能な開発 ,  *生物燃料 ,  *リグノセルロース ,  *イオン液体 ,  可溶化 ,  溶解 ,  *プロセス解析 ,  因子分析 ,  溶媒効果 ,  前処理 ,  スケールアップ ,  プロセスパラメータ ,  分子構造 ,  技術開発
準シソーラス用語： 生物資源 ,  超構造

分類 (4件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  融解塩  (CB05050R) ,  化学プロセスの解析  (XC01030R) ,  木材化学  (FF05040V)

タイトルに関連する用語 (8件)： イオン液体 ,  リグノセルロース ,  バイオマス ,  溶解 ,  プロセス ,  因子 ,  現状 ,  展望