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J-GLOBAL ID:201502293802032800   整理番号:15A0674283

鎖長の異なる脂肪族側鎖を有するシランカップリング剤を用いたユーカリパルプ繊維の改質

Modification of eucalyptus pulp fiber using silane coupling agents with aliphatic side chains of different length
著者 (6件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 1273-1280  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: C0640A  ISSN: 0032-3888  CODEN: PYESA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本報の目的は,ユーカリパルプ繊維の疎水性に及ぼす,脂肪族鎖長の異なる3種シランカップリング剤の影響を調べることにある。この3種シランカップリング剤(イソブチルトリメトキシシラン,メチルトリメトキシシラン,n-オクチルトリエトキシシラン(OTES))を3種濃度で試験した。走査電子顕微鏡-エネルギー分散X線分光分析結果は,該シランカップリング剤が処理繊維のSi含量を明らかに増加させることを示した。処理試料中のSiの分布は完全に均一ではなかったが,十分な量であった。処理繊維は,元の繊維よりも高い水接触角と低い吸湿性を示した。カップリング剤の内,OTES処理繊維が最高の耐湿性を示した。これは多分,OTESの脂肪族側鎖が最も長いためであった。アルキル側鎖を有するシランカップリング剤の利用は,パルプ繊維の機能性を向上させ,疎水性ポリマとの相溶性を増加させることができた。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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多糖類  ,  高分子と低分子との反応  ,  パルプ製品  ,  充填剤,補強材 
物質索引 (3件):
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