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J-GLOBAL ID：201502293960230090   整理番号：15A0208677

延焼予測と消防力運用のシミュレーションを利用した地震時の都市火災リスク評価に関する研究

Risk Assessment of Fire Spread Potential for A Densely Built-up Area Using A Simulation Model of Fire Spread and Fire-fighting

著者 (2件)： 佐々木克憲 (東京理大) ,  関澤愛 (東京理大)
資料名： 日本火災学会論文集  (Bulletin of Japan Association for Fire Science and Engineering)
巻： 64  号： 3  ページ： 29-37  発行年： 2014年12月25日 
JST資料番号： F0459A  ISSN： 0546-0794  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大規模地震時の同時多発火災に際し,延焼予測とこれに対する消防力(消防ポンプ車,消防水利等)の効果的な運用方法を短時間で予測し,消防機関の消防戦術立案の支援情報として出力することを目的とした,延焼予測と消防力運用シミュレーションからなるシステムを開発した。本システムを用いて,神奈川県のある中規模都市を対象として,地震時に想定される同時多発火災に対する現有消防力の対応能力の評価,および火災リスクの評価を行った。消防力運用を行わない放任時の都市火災リスクに対する現有消防力による消防力運用効果の評価,加えて,消防水利条件や消防部隊条件を変えた場合のケーススタディを行い,常備消防と消防団による都市火災リスク低減効果を分析した。

シソーラス用語： 行動 ,  *シミュレーション ,  火災 ,  *リスク評価 ,  計算機シミュレーション ,  消火 ,  震災 ,  *事例研究
準シソーラス用語： ケーススタディ ,  *延焼シミュレーション ,  *消火活動 ,  消防活動 ,  *地震火災 ,  *都市火災

分類 (1件)： 火災  (RA02020B)

引用文献 (10件)：

• 内閣府:南海トラフ巨大地震の被害想定について(第一次報告),2012.
• 内閣府:首都直下地震の被害想定と対策について(最終報告),2013.
• 関澤愛,佐々木克憲,山瀬敏郎,座間信作,遠藤真,岡部弘志:延焼と消防力運用のシミュレーション予測による市街地の地震火災リスク評価,日本火災学会研究発表会概要集,pp.264-267,2009.
• 東京消防庁:地震時の延焼シミュレーションシステムに関する調査研究,1989.
• 浜田稔:火災の研究 第I巻,相模書房,1951.

タイトルに関連する用語 (10件)： 延焼 ,  予測 ,  消防 ,  運用 ,  シミュレーション ,  地震 ,  都市 ,  火災リスク ,  評価 ,  研究