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J-GLOBAL ID:201502293986669783   整理番号:15A0601943

キノコCoprinus comatusの菌糸からの強力な抗増殖およびHIV-1逆転写酵素阻害活性をもつ新規ラッカーゼ

A Novel Laccase with Potent Antiproliferative and HIV-1 Reverse Transcriptase Inhibitory Activities from Mycelia of Mushroom Coprinus comatus
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資料名:
巻: 2014  号: Biochemistry  ページ: 417461 (WEB ONLY)  発行年: 2014年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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新規ラッカーゼを,DEAEセルロース,CMセルロースおよびQセファロースに対する3段階イオン交換クロマトグラフィー,ならびにSuperdex 75上の高速蛋白質液体クロマトグラフィーによる1段階ゲル濾過を含む分離操作によって,キノコCoprinus comatusの発酵菌糸から分離して,精製した。精製酵素は,64kDaの分子量をもつ単量体蛋白質であり,AIGPVADLKVの固有N末端アミノ酸配列を持ち,他の菌類ラッカーゼとの相当に高い配列類似性を持っていたが,報告されたC. comatusラッカーゼとは異なった。本酵素は,基質として2,2′-アジノビス(3-エチルベンゾチアゾロン-6-スルホン酸)二アンモニウム塩(ABTS)を用いて,2.0の最適pH値および60°Cの最適温度を示した。ラッカーゼは,pH2.0および37°Cで,ABTSに対する1.59mMのKm値を示し,腫瘍細胞系統HepG2およびMCF7の増殖を強力に抑制し,そして,ヒト免疫不全ウィルス1型(HIV-1)逆転写酵素(RT)を阻害し(IC50値;それぞれ3.46μM,4.95μMおよび5.85μM),それが抗病原蛋白質であることを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  生薬の薬理の基礎研究 

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