文献
J-GLOBAL ID:201502294030787377   整理番号:15A0447026

L-Closureの呼び出しコストの削減

Reducing Invocation Costs of L-Closures
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: WEB ONLY 13-32  発行年: 2013年08月29日 
JST資料番号: U0474A  ISSN: 1882-7802  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本論文ではL-closureという言語機構に関して2つの実装を提案する。1つは複数回同じL-closureが呼び出された場合などの呼び出しコストの削減,もう1つはGNU Cコンパイラ(GCC)4系列への元々呼び出しコストの低いclosureの実装である。L-closureは入れ子関数定義を評価すると生成される軽量レキシカルクロージャで,これを持つ拡張C言語を,高水準言語コンパイラの中間言語として採用することで,ごみ集めなどの高水準サービスを効率良く実装できる。現在L-closureの実装として,GCC3系列の拡張によるコンパイラ実装と標準C言語への翻訳による実装があり,これらはL-closureの初期化処理を遅延したり,低い維持コスト(アクセスされる変数のレジスタ割当て)を実現しているが,呼び出しコストは高い。翻訳による実装では,Cのスタックとは別のスタック(明示的スタック)を用意し,L-closure呼び出し時にCのスタックの内容を明示的スタックへ一時的に移すことで,入れ子関数を持つ関数の局所変数へのアクセスを実現していた。本研究では,L-closureからのリターンの後,Cスタック全体を再構築するのではなく,フレームごとに再構築することで,再度L-closureが呼び出されたときのスタック間の値の移動を減らし,呼び出しコストを削減する。L-closureの研究の一環として,生成/維持コストはかかるものの呼び出しコストが低いclosureも提案してきた。本研究ではまた,高度な最適化のために内部構造が刷新されたGCC4系列において,これを実装したので報告する。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
情報加工一般  ,  言語プロセッサ  ,  計算機システム開発  ,  汎用プログラミング言語 
タイトルに関連する用語 (1件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る