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J-GLOBAL ID:201502294049590965   整理番号:15A0734427

プロテオミックス解析を通じたFusarium oxysporumに応じたエンドウ耐性メカニズムの理解

Understanding pea resistance mechanisms in response to Fusarium oxysporum through proteomic analysis
著者 (4件):
資料名:
巻: 115  ページ: 44-58  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: D0116B  ISSN: 0031-9422  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Fusarium oxysporum f.sp.pisi(Fop)は,世界中でエンドウ農作物(Pisum sativum)に影響する重要で破壊的な病原体である。この病気の制御は,主に異なる病気管理手順の統合により達成される。しかし,病原体の一定の進化は,Fopに対する耐性の分子的基盤を広げる必要性を駆動する。F.oxysporum感染中に作動異なる耐性メカニズムに関わる蛋白質を同定する目的で,エンドウにおいてプロテオミックス研究を行った。そのような目的に対し,質量分析(MALDI-TOF/TOF)解析に組み合わされた二次元電気泳動(2-DE)を用いて,Fop系統2への異なる耐性応答を示す3つのエンドウ遺伝子型の根のプロテオームを研究した。多変量統計解析は,実験条件下(遺伝子型/処理)において132の差次的蛋白質スポットを同定した。これら蛋白質スポットの全てについて質量分析を行い,そのありうる機能を推論した。ペプチド質量フィンガープリント(PMF)およびMSMSフラグメンテーションの組合せを用いて,合計53の蛋白質を同定した。同定された蛋白質に対し,以下の主な機能性カテゴリー:炭水化物およびエネルギー代謝,ヌクレオチドおよびアミノ酸代謝,シグナル伝達および細胞過程,折畳みおよび分解,レドックスおよびホメオスタシス,防御,生合成過程および転写/翻訳を帰属させた。最も影響されやすい遺伝子型は,レドックス反応の酵素に対する補因子として用いられる還元力の生産に関わる酵素のレベルの増加を持つことを本研究で得られた結果が示唆した。これは,ROSバーストは同じ遺伝子型およびPR蛋白質の増加にいて起きるという事実と一致した。逆に,耐性遺伝子型において,補強に関連した膜および細胞壁組成における変化を誘導する原因である蛋白質が同定された。Fopへの差次的応答に関して,結果を論議した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
蛋白質・ペプチド一般  ,  植物の生化学  ,  豆類  ,  細菌による植物病害 

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