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J-GLOBAL ID:201502294072545454   整理番号:15A0248736

チベット高原北東部,Tianshui盆地における後期中新世の古生態史:有機炭素安定同位体記録からの証拠

Late-Miocene palaeoecological evolution of the Tianshui Basin, NE Tibetan Plateau: Evidence from stable organic carbon isotope record
著者 (7件):
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巻: 98  ページ: 296-303  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: E0267C  ISSN: 1367-9120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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中新世を通したC3/C4植生史の時空間変動と駆動メカニズムは,長い間,論争の的だった。チベット高原北東部のTianshui盆地には連続的湖成-河成堆積物シーケンスが広く分布しており,中新世におけるC3/C4植生動態の解明に大きな可能性を備えている。この堆積物シーケンスの有機物のδ13C・C・N・C/N比の測定値に基づいて,17.1~6.1Maの内陸アジアにおける植生史に関する新たな見通しを示した。Tianshui盆地に保存されている有機物は,陸成起源と水成起源の混合物であるようだ。有機物と炭酸塩のδ13C値に相関関係が無いことは,陸上植物が有機物に対して優位な貢献をしたことを示す。17.1~6.1Maのシーケンスの有機物のδ13Cは負の値(-24.1‰~-28.3‰)で,C3植物が優勢だったことを示す。より明確に,有機物のδ13C値は7.1Maの-26.6‰から,それ以降,-25.2‰に約1.4‰も増加した(C4植物が約10%増加したことに等しい)。これは,C4植物の出現を反映する。研究域におけるC4構成要素の出現と拡大は,当時,アジア夏季モンスーンの強化により夏季降水量が増加した結果であることを支持する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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第三紀  ,  同位体地質学 

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