抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ジメチルスルホキシド(DMSO)-d
6に溶解させた置換度の2.92から0.92までをもつ一連の酢酸セルロース(CA),およびフッ化テトラブチルアンモニウム(TBAF)/DMSOd
6に溶解したセルロースを,二次元NMR分光法によって探査した。NMR分光分析は,
1Hの測定とCA:2,3,6-トリ-,2,3-ジ-,2,6-ジ-,3,6-ジ-,2-モノ-,3-モノ-,6-モノ-,および非アセチル化AGUsを含む8種のアンヒドログルコース単位(AGUs)の
13CNMR化学シフトの定量を可能にした。化学シフトデータの比較解析から,同じAGU中に
1Hと
13C核上での2-,3-,および6-位置におけるアセチル基の置換基効果が明らかになった。加えて,ジアセチル化ならびにトリアセチル化AGUsの化学シフトが2-,3-および6-位でのアセチル置換基効果によってほとんど完全に説明できたため,化学シフト加法性はCAの
1Hと
13Cの化学シフトに適用できた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.