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J-GLOBAL ID:201502294392230036   整理番号:15A0374932

UVおよび過酸化水素処理は再生水への魚類の曝露によって起きる自然免疫の変化を修復する

UV and hydrogen peroxide treatment restores changes in innate immunity caused by exposure of fish to reuse water
著者 (8件):
資料名:
巻: 71  ページ: 257-273  発行年: 2015年03月15日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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リアルタイムフロースルー曝露システムを用いて再生水とUV/H2O2処理再生水へ曝露したキンギョでの自然免疫を評価した。都市下水処理施設からの廃水処理水の限外濾過で生成した再生水について,20の除草剤/抗真菌薬と46の薬物/パーソナルケア製品(PPCP)の存在を分析した。再生水での生体異物のプロファイルと濃度は季節的に変動し,夏季のレベルが最も低かった。評価した自然免疫パラメータはサイトカイン(IFNγ,IL-1β,IL-10,TNFα2)およびサイトカイン受容体(TNFR1,TNFR2,IFNGR1,IFNGR2)の遺伝子発現と腎臓白血球亜集団の食作用であった。2012年の春,夏,秋に,再生水,UV/H2O2処理再生水と活性炭処理再生水(ACT;対照)への急性(7日)および亜慢性(30と60日)曝露後に,自然免疫パラメータの評価を行った。再生水へ曝露した魚類の自然免疫に時間的(急性対亜慢性)および季節的違いが観察された。再生水への魚類の急性曝露は魚類の各種器官(腎臓,脾臓,肝臓)でのサイトカイン遺伝子発現の大きなダウンレギュレーションと各種腎臓白血球亜集団の食作用能を起こした。魚類の免疫遺伝子発現と腎臓白血球の食作用は亜慢性曝露後にACT対照レベルに戻り,魚類が再生水曝露へ慣れることを示唆した。急性曝露後の遺伝子発現の変化は各季節時の再生水での生体異物のプロファイルの変化に関係していた。UV/H2O2を用いる生体異物の除去効率は1.6~100%の範囲で,高用量のUV/H2O2を用いる再生水の処理は生体異物の除去効果は部分的であることを示した。さらに,春と秋に生成した再生水とUV/H2O2処理再生水への魚類の曝露が急性曝露後にACT再生水へ曝露した魚類と比べて自然免疫の大きな変化を起こし,再生水の修復は水生および公衆衛生の保護で考慮すべきであることを示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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その他の廃水処理・処分  ,  動物に対する影響  ,  その他の汚染原因物質 

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