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J-GLOBAL ID:201502294443584938   整理番号:15A0556944

ユウロピウムドープ塩化カリウムの光刺激ルミネセンス過程における酸素の役割

The role of oxygen in the photostimulated luminescence process of europium doped potassium chloride
著者 (4件):
資料名:
巻: 76  ページ: 23-28  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: H0649A  ISSN: 1350-4487  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ユウロピウムを添加した塩化カリウム(KCl:Eu2+)には放射線治療での線量測定における最新技術を著しく進歩させる可能性があるという最近の報告は,典型的な蓄積性蛍光物質に新たな興味を起こさせている。本研究の目的は,生成過程で酸素を取り込ませたKCL:Eu2+において,光刺激ルミネセンス(PSL)過程における酸素の役割を調べ,増加したPSL量と改善した経時的安定性の両方が理解されるかどうかを決定することである。合成環境,空気もしくは純窒素に関わらず,PSL出力レベルは1.0mol%Euにて最大値を示す。ユウロピウム濃度に依存して,空気中で生成された線量計はN2中で生成されたものより2-4倍強いPSLを示す。空気と窒素の比較において,PSL刺激スペクトルに変化はないが,光ルミネセンスおよびPSL発光スペクトルの両者に顕著なずれが見られる。ほぼすぺての電荷蓄積中心が空間的に関連しており,PSL過程における酸素の安定化に対する役割を示唆する。しかしながら,酸素だけでは,室温での照射後最初の数時間における物質の経時的安定性を向上させない。おそらく,放射線が誘起した正孔のうちかなりの部分が移動性のあるVk中心に捕獲されるからである。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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無機化合物のルミネセンス  ,  その他の物質の放射線による構造と物性の変化 

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