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J-GLOBAL ID:201502294506184196   整理番号:15A0565371

固相ミクロ抽出のためのポリ(アルキルメタクリル酸エステル-ジビニルベンゼン-塩化ビニルベンジルトリメチルアンモニウム)モノリスカラム

A poly(alkyl methacrylate-divinylbenzene-vinylbenzyl trimethylammonium chloride) monolithic column for solid-phase microextraction
著者 (7件):
資料名:
巻: 1395  ページ: 32-40  発行年: 2015年05月22日 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究で,固相ミクロ抽出(SPME)のための吸着剤として,アルキルメタクリル酸エステル(AMA),ジビニルベンゼン(DVB),及び塩化ビニルベンジルトリメチルアンモニウム(VBTA,帯電モノマー)のin situ重合によって合成される有機ポリマーモノリスカラムを開発した。最適なSPME条件を得るために,9種の非ステロイド系抗炎症剤(NSAIDs)の抽出効率に影響する種々のパラメーターとしてDVBモノマーに対するステアリルメタクリレート(SMA)の比,カラム長,試料のpH,抽出溶媒の流速,及び脱着溶媒を調べた。また,それぞれのポリ(AMA-DVB-VBTA)モノリスカラムの浸透性をポロゲン溶媒(ポリエチレングリコール),PEG)を加えて調べた。最適条件を使用して,一連のAMA系ポリ(AMA-DVB-VBTA)モノリスカラムをメタクリル酸エステル(メチル-,ブチル,オクチル-,又はラウリル-メタクリレート(MMA,BMA,OMA,LMA))のアルキル鎖長を変えることによるNSAIDsの抽出効率の影響を確認するために開発した。結果は,AMA鎖長の減少がNSAIDs(即ち,スリンダク(sul),ナプロキセン(nap),ケトプロフェン(ket),及びインドメタシン(idm)の抽出効率を増すことを示した。ポリ(AMA-DVB-VBTA)モノリスカラムの中で,ポリ(AMA-DVB-VBTA)が,NSAIDsに対する大きな反復性の抽出効率を示し,回収率は85.0~100.2%の範囲で,相対標準偏差(RSD)は6.8%以下であった(n=3)。最後に,確立した条件を利用してポリ(AMA-DVB-VBTA)を用い,河川水中の微量のNSAIDs(100μgL-1)を抽出した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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抽出  ,  薬物の分析  ,  有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析 
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