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J-GLOBAL ID：201502294521619794   整理番号：15A0745759

金表面に吸着した3,3′-ジエチルチアトリカルボシアニンヨージドの分子配向と光学的性質:表面増強共鳴Raman分光法に対する結果

Molecular Orientation and Optical Properties of 3,3′-Diethylthiatricarbocyanine Iodide Adsorbed to Gold Surfaces: Consequences for Surface-Enhanced Resonance Raman Spectroscopy

著者 (2件)： DIETZE Daniel R. (Univ. California, California, USA) ,  MATHIES Richard A. (Univ. California, California, USA)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 119  号： 18  ページ： 9980-9987  発行年： 2015年05月07日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 表面増強共鳴Raman分光法(SERS)に対する近赤外共鳴Ramanレポータとして3,3′-ジエチルチアトリカルボシアニン(DTTC)ヨージド染料は幅広く用いられているが,金属表面に吸着した時のその光学的性質と構造特性はほとんど知られていない。DTTCのSERS反応係数に関する不整合結果が金表面に吸着した時染料分子の二量化によって完全に説明できることを示した。偏光と角度依存紫外-可視分光法を用い,ガラス基板の金蒸着透明膜上にスピンコーティングしたDTTC膜の分子配向と光学的性質を調べた。ここで,金蒸着透明膜は入射光場に対して誘電体として作用した。この条件は表面に平行電場の非消失成分を導き,染料分子の遷移双極子モーメントの平行成分を調べることを可能にした。平坦表面の染料吸着挙動はナノ構造化事例における構造と同一であり,典型的二量体結合エネルギーが染料と金基板間の静電またはS-Au相互作用のエネルギーに主に匹敵した。

シソーラス用語： 硫黄複素環化合物 ,  *シアニン染料 ,  ヨウ化物 ,  バイオマーカー ,  蛍光染料 ,  画像処理 ,  生体画像 ,  *金属薄膜 ,  金 ,  蒸着膜 ,  *スピンコーティング ,  物理吸着 ,  表面増強Raman分光法 ,  共鳴Raman散乱 ,  近赤外線 ,  光学的性質 ,  構造特性 ,  反応係数 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  偏光分光法 ,  分子配向 ,  放射場 ,  誘電体 ,  双極子モーメント ,  二量化 ,  結合エネルギー ,  静電相互作用 ,  原子間相互作用 ,  ナノ構造
準シソーラス用語： 近赤外 ,  *金膜 ,  光場 ,  紫外可視分光法 ,  生体イメージング ,  透明膜 ,  表面増強共鳴Raman分光法 ,  分子マーカー

分類 (2件)： 有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08064T) ,  有機化合物の薄膜  (BK14070L)

物質索引 (1件)： 3,3′-ジエチルチアトリカルボシアニン

タイトルに関連する用語 (5件)： 金 ,  吸着 ,  分子配向 ,  光学的性質 ,  表面増強共鳴Raman分光法