防食用途のためのナノアルミナ-ジルコニアブレンドエポキシ高分子複合材料

KARTHIK A.; ARUNMETHA S.; SRITHER S. R.; MANIVASAKAN P.; RAJENDRAN V.

文献

J-GLOBAL ID：201502294552385155 整理番号：15A0564707

防食用途のためのナノアルミナ-ジルコニアブレンドエポキシ高分子複合材料

Nano alumina-zirconia blended epoxy polymeric composites for anticorrosive applications

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資料名：
巻： 74 号： 2 ページ： 460-471 発行年： 2015年05月
JST資料番号： W0812A ISSN： 0928-0707 CODEN： JSGTEC 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

非晶質アルミナ-ジルコニア(Al₂O₃-ZrO₂)ナノ粒子を熱風噴霧熱分解法により製造した。エポキシポリアミド(EP)樹脂の防食塗料,およびエポキシポリアミド樹脂(NEP)中に非晶質Al₂O₃-ZrO₂ナノ粒子を含む混合物をそれぞれSS316L試料上に2~6層塗布した。EP及びNEP被覆試料の性能を包括的に特徴づけた。その結果,NEP被覆(SSNEP6)の6層を有する試料はEP被覆(SSEP6)の6層を備える試料よりも熱,弾性特性,耐薬品性が向上することを示した。熱重量分析は,NEP試料は熱安定性が最小の残存質量で750°Cまで拡張したのに対してEP試料は523°Cで分解することを明らかした。EP試料の熱伝導率は0.124で,NEP試料は約0.263W/mKであった。SSNEP6試料の硬度と等価弾性率はそれぞれ318.32MPaおよび5.98GPaで,SSEP6試料は233.69MPaおよび4.17GPaであった。また,その場走査型プローブ顕微鏡(SPM)-ナノ押し込み,および原子間力顕微鏡(AFM)画像はEPマトリックス中のAl₂O₃-ZrO₂ナノフィラーの生成を調べるために取得した。EPとNEPの多層被覆した試料を48時間酸浸漬(H₂SO₄10%)した。SPMとAFMの微細構造の画像はNEP被覆試料は既存のパッシブ層の形成および元の表面特徴を維持し,EPコーティング試料は表面劣化や変形を示した。またEPおよびNEP被覆試料の安定性はエポキシマトリックス中のナノ充填材に対する表面粗さの観点で評価した。この観察はAl₂O₃-ZrO₂ナノフィラーがホストエポキシマトリックスの所望の特性を改善できることを示した。Copyright 2015 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.

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防食 , エポキシ樹脂 , ポリアミド , 充填剤,補強材

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