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J-GLOBAL ID：201502294702132277   整理番号：15A0335877

キルギス共和国における革新的な国内医療廃棄物管理システム

An innovative national health care waste management system in Kyrgyzstan

著者 (5件)： TOKTOBAEV Nurjan (Swiss Agency for Dev. and Cooperation (SDC)Bishkek, KGZ) ,  EMMANUEL Jorge (E & ER Group, CA, USA) ,  DJUMALIEVA Gulmira (Republican Centre for Infection Control, Ministry of Health of the Kyrgyz Republic, Bishkek, KGZ) ,  KRAVTSOV Alexei (Republican Centre for Infection Control, Ministry of Health of the Kyrgyz Republic, Bishkek, KGZ) ,  SCHUETH Tobias (Swiss Agency for Dev. and Cooperation (SDC)Bishkek, KGZ)
資料名： Waste Management & Research  (Waste Management & Research)
巻： 33  号： 2  ページ： 130-138  発行年： 2015年02月 
JST資料番号： H0970A  ISSN： 0734-242X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2011年に国連特別報告者は国連人権理事会へ報告書を提出し,医療廃棄物の不適切な管理と処分の懸念を表明した。キルギス共和国は旧ソビエト連邦で最も貧しい国であり,国連特別報告に記載された典型的な国であった。1991年の独立後においても,キルギスは適切な医療廃棄物管理(HCWA)を持たなかった。本論文では,多くの国々とのニ国間協力プロジェクトの枠組み内で実施したHCWAの革新的なシステムについて報告した。その内容は注射器と注射針の扱い,感染性廃棄物の隔離と輸送,医療廃棄物の保管,高圧蒸気殺菌法,解剖起因廃棄物,一般廃棄物,最終処分であった。さらにキルギスにおける廃棄物取扱者の訓練と機器の保守,高圧蒸気殺菌のサイクルの試験について現状を述べた後に,以下の結論を述べた。病院の調査結果は以前の廃棄物管理費用と比較して,年間で平均33%の費用削減効果があったことを示していた。首都のビシュケクの病院を除いて,ベッド数が25床以上の全ての一般病院は新しいシステムを採用しており,これは入院ベッドを持つ病院の67.3%に相当した。国民1人当たりUS$0.61までの投資額で賄われた。病院職員による新しいシステムの受け入れ,費用節減,リサイクル材料からの収入,労働安全における文書化された改善,能力開発,制度化はキルギスの医療廃棄物管理システムの持続可能性を強化した。

シソーラス用語： *キルギス共和国 ,  *医療廃棄物 ,  廃棄物管理 ,  注射器 ,  医療機器 ,  殺菌 ,  教育訓練 ,  リサイクル ,  労働安全
準シソーラス用語： 注射針 ,  感染性廃棄物

分類 (3件)： 環境問題  (SA01020V) ,  ごみ処理  (SC05030O) ,  医療制度  (GB04020H)

タイトルに関連する用語 (3件)： キルギス共和国 ,  医療廃棄物 ,  管理システム