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J-GLOBAL ID：201502295004116185   整理番号：15A0582362

水処理におけるオゾン処理効率の改善に関する基礎的研究-マイクロバブル・オゾン処理技術-

Primary Study on Efficiency Improvement of Ozonation in Water Treatment Process-Micro-bubbles Ozonation Technology-

著者 (3件)： 八木俊策 (摂南大 理工) ,  齋藤方正 (琵琶湖・淀川水質保全機構) ,  齋藤方正 (大阪広域水道企業団 水質管理セ)
資料名： 実験力学  (JSEM)
巻： 15  号： 1  ページ： 19-23  発行年： 2015年04月13日 
JST資料番号： L4590A  ISSN： 1346-4930  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： オゾンは優れた酸化能力を有するが不安定で分解し易い。マイクロバブルの高い気体溶解性を用い,オゾン処理とマイクロバブル処理の組合せ処理による分解特性の実験と評価を行った。オゾンの溶解・消失特性を解析すると共に,懸案水質である医薬品類を対象に分析した。実験方法及び実験データ解析法を説明した。実験の結果,マイクロバブル方式のオゾン移動容量係数は通常方式より2倍強大きかった。消失係数は5倍程度大きかった。オゾン曝気による分解は,ジクロフェナク>アセトアミノフェン>ケトプロフェンの順に速かった。アセトアミノフェンの分解係数は,マイクロバブル方式が大きかった。

シソーラス用語： *水処理 ,  *オゾン処理 ,  *気泡 ,  薬物 ,  *エアレーション ,  分解能 ,  実験 ,  物質移動係数 ,  溶解度 ,  脂肪酸 ,  芳香族アミン ,  フェノール類 ,  カルボアミド ,  アミノアルコール ,  芳香族ケトン ,  ケト酸 ,  芳香族塩素化合物 ,  アミノカルボン酸 ,  第二アミン ,  マイクロバブル ,  組合せプロセス

分類 (1件)： 下水,廃水の化学的処理  (SC03050W)

物質索引 (3件)： アセトアミノフェン ,  ケトプロフェン ,  ジクロフェナク

引用文献 (10件)：

• 1) Tanaka, M.: Ozone Generation Methods(in Japanese), Kansai Research Group of Ozone Technology- Technology Note, No.9 (2012).
• 2) Mizuno, T., Takahara, H. and Tsuno, H.: State of the Art of Ozonation for Drinking Water Treatment in Japan, Ozone News, 42-2 (2014).
• 3) Thompson, C., Drago, J., Loeb, B. and Hunter, G.: Forty Years of Ozone Experience Treating Municipal Supplies in the United States, Ozone News,43-1 (2014).
• 4) Michioku, K., Minagawa, H., Yamada, S., Ikeguchi, T. and Ohkawa, N.: An In-situ Experiment on Oxygen Solubility of Micro-Bubble Aeration in A Eutrophic Dam-Reservoir, Proc. Int. Symp. Dams for A Changing World, 2 (2012), 99-104.
• 5) Takahashi, M.: The ζ Potential of Microbubbles in Aqueous Solutions: Electrical property of the gas-water interface, J. Phys. Chem. B, 109- 46 (2005), 21858-21864.

タイトルに関連する用語 (6件)： 水処理 ,  オゾン ,  処理効率 ,  基礎的研究 ,  マイクロバブル ,  オゾン処理