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J-GLOBAL ID:201502295230435854   整理番号:15A0354615

自動車運転時における外部情報処理からの復帰時間に関する基礎研究

Fundamental Study on Recovery Time from External Information Processing while Driving Car
著者 (3件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 62-70  発行年: 2015年02月15日 
JST資料番号: S0258A  ISSN: 0549-4974  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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ドライバは,車載情報機器の操作後,注意資源が十分に運転操作に戻らず,運転に支障をきたすことがある。これらは持続的注意転導効果と呼ばれている。本研究にこの時間的評価値の一つとして,復帰時間について実験的検討を行った。実験は二重課題法による。主課題は簡易な運転シミュレータを用いた運転課題であり,副課題は実験画面に提示される計算問題に対する暗算課題であった。復帰時間は暗算課題の解答後から運転課題に戻るまでの時間と定義した。この復帰時間により持続的注意転導効果を直接評価することはできないが,復帰時間と暗算課題(提示位置,難度)との関連,さらに持続的注意転導効果に関する事前教育との関連を検討した。その結果,復帰時間は暗算課題の難度とともに長くなるものの,事前教育に起因した,運転課題に速やかに復帰しょうとする被験者の意図により,復帰時間を短くできる可能性を見出した。以上より,被訓練者への持続的注意転導効果に関する事前教育は,交通事故の予防安全に役立つと期待される。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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走行性能  ,  運転者 
引用文献 (14件):
  • 1)国土交通省道路局, 高速道路システム, 更新情報, カーナビ・VICSの出荷台数, Retrieved June 24, 2014, available from http://www.mlit.go.jp/road/ITS/j-html/pdf/vics/navi_vics.pdf
  • 2)飯星明:車載情報機器の基準と運転中使用規制, 国際交通安全学会誌, 31(2), 125-130, 2006
  • 3)江部和俊, 大桑政幸, 他:ドライバの視聴覚認知に伴う負担度評価, 豊田中央研究所R&Dレビュー, 34(3), 55-62, 1999
  • 4)篠原一光, 嶋田淳, 他:車載情報機器利用時のドライバの認知負担の刺激検出課題による評価, 自動車技術論文集, 43(6), 1341-1346, 2012
  • 5)安倍原也, 菊地一範, 他:ドライバの視覚的な注意に対する認知負荷の影響, 日本機械学会論文集(C編), 76(767), 1662-1668, 2010
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