文献
J-GLOBAL ID:201502295291990460   整理番号:15A0241416

米国,ニューヨーク州の徒渉可能河川の保養利用の観測者による格付け 栄養基準開発の意義

Observer rating of recreational use in wadeable streams of New York State, USA: Implications for nutrient criteria development
著者 (3件):
資料名:
巻: 69  ページ: 195-209  発行年: 2015年02月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ニューヨーク州では,EPAと上水給水,水生生物,保養利用などを勘案した栄養基準を開発しているが,利用できる当該情報は乏しい。本研究では,ニューヨーク州(NYS)監視計画によって収集された情報を用いて,富栄養化が保養利用に与える影響を評価した。本手法には,湖沼管理調査で採用した質問調査を含み,その中で現場担当員が個別地点における保養能力の認識内容を格付けしている。この格付けは,その後,保養利用に対する知覚された影響と水質の関係の評価に用いられた。本研究では,解析対象に予備栄養基準変数,TP,TN,浮遊デイクロロフィルa(SChl-a),濁度(Tb)及び生物学的条件(底生大形無脊椎動物群集評価)を含む。2008~2012の7~9月にNYS全域の徒渉可能河川203地点で試料を採取した。現場担当員は,大部分の地点を「美的問題は僅か」と評定したが,それでも一次接触保養(34%)及び二次接触保養(37%)に関しては秀逸とし,保養能に関するこの評価は,栄養(TP及びTN),SChl-a及びTb濃度の勾配と合致した。ロジスティック回帰モデルを開発し,保養に関する現場担当員の意思決定に影響を与える重要予測因子を特定した。本因子は,水透明度,付着生物被覆及び臭気を含む。生物学的条件に関するNYSの多元計量評価及び栄養特異性群集計量を用いた分散分析は,保養利用分野間の計量点数の著しい差異を示唆している。以上の結果は,富栄養化による保養利用の減損と水生生物利用の減損の相関を示唆している。本調査の結果は,NYS河川における保養管理に対する栄養上の最終目標設定促進に有用である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
河川汚濁  ,  その他の汚染原因物質  ,  観光,レクリエーション  ,  環境問題 

前のページに戻る