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J-GLOBAL ID:201502295304420595   整理番号:15A0694368

安全余裕の推定誤差の相関を考慮した鋼構造梁端部破壊確率のベイズ更新

BAYESIAN UPDATING OF FAILURE PROBABILITY OF BEAM-TO-COLUMN CONNECTIONS OF STEEL FRAMES IN CONSIDERATION OF CORRELATION OF ERRORS IN ESTIMATING SAFETY MARGIN
著者 (3件):
資料名:
号: 712  ページ: 851-859  発行年: 2015年06月30日 
JST資料番号: F0393B  ISSN: 1340-4202  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ベイズ更新を利用して鉄骨造建物梁端の破断確率を評価する方法を拡張し,事例計算によりその特徴を確認した結果,以下の知見・成果を得た。1)応答と変形能力の推定誤差を建物全体が関係する部分と検査箇所が属するグループに特有な部分に分けてベイズ更新することで,部材間の応答と変形能力の推定誤差の相関を考慮する手法を提案した。2)9層6スパンの平面骨組みをモンテカルロシミュレーションによって梁端を層ごとにグループ化したときの推定誤差のばらつきはグループ内での標準偏差は3~4%となり,建物内の梁端全体で考えたときの1/3~1/4となった。3)各検査段階で未検査の梁端に破断が存在する確率をモンテカルロシミュレーションと比較し,提案手法が良好な精度を確保していることを確認した。4)事例計算を行い,提案手法では検査結果を反映して破断確率の大小関係の変更が生じることを確認した。
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分類 (1件):
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金属構造 
引用文献 (17件):
  • 1) 斉藤知生:モード解析型多入力多出力ARXモデルを用いた高層建物のシステム同定,日本建築学会構造系論文集,第508号,pp. 47-54,1998.6
  • 2) 尾野勝,金澤健司,飯野夏輝,佐藤大樹,北村春幸,長江拓也:実大震動台実験における高層鉄骨造建物の地震損傷検知,日本建築学会構造系論文集,第76巻,第662号,pp. 775-783,2011.4
  • 3) 濱本卓司,井上了太:並列モデル同定を用いた多層建築物の部材損傷検出,日本建築学会構造系論文集,第75巻,第655号,pp. 1661-1670,2010.9
  • 4) 池田芳樹 : 忘却係数付き逐次最小二乗法による建物動特性の地震時変化の評価,日本建築学会技術報告集,第18巻,第38号,pp. 51-54,2012.2
  • 5) 宮村正光,諏訪仁,久田嘉章,村上正浩,鱒沢曜,飯塚章仁:超高層ビル街における地震後の傷病者対応,建物の被害確認と即時使用性判定に関する研究: その4: 建物管理者による即時使用性判定,日本建築学会大会学術講演梗概集,構造 II,pp. 1199-1200,2013.8
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