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J-GLOBAL ID:201502295359580125   整理番号:15A0535966

高い外部アンモニア及び酸素欠乏に応答するフナ(Carassius carassius)及びキンギョ(Carassius auratus)の可逆性脳腫脹

Reversible brain swelling in crucian carp (Carassius carassius) and goldfish (Carassius auratus) in response to high external ammonia and anoxia
著者 (8件):
資料名:
巻: 184  ページ: 65-75  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: C0461B  ISSN: 1095-6433  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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フナは高い環境アンモニア曝露(HEA;2-22mmol L-1)に耐えるのみならず,これらは最も高いアンモニア濃度で脳含水量の30%増加を経験することを示した。この腫脹は血漿の総アンモニア(TAmm)濃度の4倍上昇を随伴したが,血漿TAmm及び脳含水量はアンモニアフリー水での浄化後に曝露前レベルに復帰した。近縁種のアンモニア耐性キンギョはHEA(最大3.6mmol L-1)に類似応答し,それは脳グルタミン酸の4倍上昇を随伴した。グルタミンシンテターゼ阻害剤のメチオニンスルホキシミン(MSO)の添加後に,HEAの間に脳グルタミン蓄積を最大80%低下した。しかしながら,MSOは脳含水量のアンモニア誘導増加を防止せず,グルタミンは魚類のアンモニア誘導脳腫脹の開始に直接関与しないことを示唆した。脳腫脹のメカニズムはおそらく異なるが,96hの酸素欠乏への曝露はフナにおいて類似現象を起こしたが,脳含水量の少ない上昇(10%)をもたらした。幾つかの魚類の脳腫脹は内部アンモニアの上昇または酸素の低下への共通応答であることを結論づけた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学  ,  動物に対する影響  ,  動物に対する影響 

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