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J-GLOBAL ID:201502295386975638   整理番号:15A0419069

硝化能の高いスラッジ中のアンモニア酸化細菌によるN2O生産に対する溶存酸素と亜硝酸の複合効果

The combined effect of dissolved oxygen and nitrite on N2O production by ammonia oxidizing bacteria in an enriched nitrifying sludge
著者 (5件):
資料名:
巻: 73  ページ: 29-36  発行年: 2015年04月15日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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亜硝酸(NO2-),溶存酸素(DO)の両方がアンモニア酸化細菌(AOB)による亜酸化窒素(N2O)の生成で重要な役割を果たしている。しかし,その対応するメカニズはもちろん,AOBによるN2Oの生成に関する,それらの複合効果に注目した研究はほとんど見当たらない。本研究では,AOBと亜硝酸酸化細菌(NOB)の両方からなる,硝化能の高いスラッジによるN2Oの生産について,様々なNO2-とDO濃度の下で検討した。検討した各DOレベルにおいて,バイオマスのN2O比生成速度および,N2Oの排出係数(放出されたN2O性窒素と,変換されたアンモニア性窒素との比)の両方が,NO2-濃度の3mgN/Lから50mgN/Lへの上昇と伴に増加した。しかし検討した各NO2-レベルでは,DOレベル0.85mgO2/LにおいてバイオマスN2O比生成速度は最大となり,一方,N2O排出係数はDOが0.35から3.5mgO2/Lに増加すると,減少した。AOBの脱窒とヒドロキシルアミン(NH2OH)の酸化経路の両方を組み込んだ,数学的N2Oモデルを使用したプロセスデータの解析は,NO2-濃度の増加によりAOB脱窒経路の寄与が増加するが,DO濃度が増加するにつれて減少し,N2O生産に対するNH2OHの酸化経路の寄与において,対応する変化を伴うことを示していた。AOB脱窒経路は,ほとんどの場合において支配的であり,高いDOレベル(例えば,3.5mgO2/L)でのみ,同じように貢献するNH2OHの酸化経路を持っていた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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下水,廃水の生物学的処理  ,  環境問題 

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