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J-GLOBAL ID:201502295490871836   整理番号:15A0337158

爆薬検出のための蛍光デンドリマフィルム中への芳香族ニトロ化合物蒸気の拡散

Diffusion of nitroaromatic vapours into fluorescent dendrimer films for explosives detection
著者 (8件):
資料名:
巻: 210  ページ: 550-557  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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有機半導体による蛍光検出は,爆薬,化学兵器,ドラッグを含む広範囲な検体の検出のため,強力な方法である。有機半導体薄膜中への検体拡散とそれに続く発色団との相互作用は,化学センサ検出性能を決定付ける主要な要素である。本研究では,共役デンドリマ検出フィルム中への爆薬検体類似体の拡散挙動について,水晶振動子マイクロバランス(QCM)を用いて調べ,中性子反射率測定値と関連付けた。フルオレニル表面基,カルバゾールデンドロン,スピロビフルオレンのコアを持つ第一世代デンドリマの様々な厚さのフィルムでの,パラニトロトルエン(pNT)収着の機構を調べ,反応速度と熱力学で解釈した。収着測定値は,デンドリマフィルム中へのpNT蒸気の拡散プロセスが,フィルム膨潤を含むSuper Case IIであることを示唆した。フィルム膨潤が,中性子反射率測定で確認され,フィルム全体でのpNT分子の均一分布を示した。収着プロセスにおける活性化エネルギー障壁とGibbs自由エネルギー変化を,QCM応答から計算した。収着プロセスは,熱力学的に支配され,フィルム厚さに依存しないことが分かった。本研究は,有機半導体蛍光ベースの化学センサの性能を支配する構造-特性相関に関わる洞察を提供した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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分析機器  ,  高分子固体のその他の性質 
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