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J-GLOBAL ID:201502295536611273   整理番号:15A0246891

二地点間速度取締りの速度と安全に及ぼす効果:都市自動車道A56ナポリ環状道路上の評価

Effects on speed and safety of point-to-point speed enforcement systems: Evaluation on the urban motorway A56 Tangenziale di Napoli
著者 (4件):
資料名:
巻: 75  ページ: 164-178  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: D0828A  ISSN: 0001-4575  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本稿では,イタリアの都市自動車道路A56で運用開始された,二地点間(P2P)速度取締りシステムの,速度と安全の効果を評価した。P2P速度取締りは,交通規則取締りの比較的新しい手法で,区間平均速度の計算を含む。速度効果を評価するために,著者らは速度データの事前-事後分析を実施し,また制限速度の非遵守に及ぼす効果を調査した。安全効果を評価するために,著者らは経験Bayes観察事前-事後研究を実施した。P2Pシステムは,速度と安全性の両方について,非常に肯定的な効果につながった。区間平均走行速度に及ぼす効果に限り,システムは平均速度の減少に対して,85パーセンタイル速度,速度の標準偏差,および制限速度を超過する運転者たちの割合,制限速度より10km/h以上超えること,および制限速度より20km/h以上超えることをもたらした。最善の結果は,速度変化を減らすこと,また過剰な速度超過行動を減らすことであった。速度の標準偏差の減少は26%で,一方軽車両および大型車両が制限速度を20km/h以上超える割合は,それぞれ84%および77%減少した。最大の事故減少は,降雨気象(57%),濡れた路面上(51%),曲線路上(49%),単独車事故(44%),および負傷事故(37%)であった。注目すべきことは,運用していない自動車道路の部分においても,システムが統計的に有意な,全体事故の中の21%減少を生じたことで,従って大きなスピルオーバ効果を発生した。時間にわたる,速度と安全に及ぼす,P2Pシステムの影響の調査が,事故修正関数の開発を可能にし,事故修正諸因子と,速度パラメータ(平均速度,85パーセンタイル速度,および速度の標準偏差)の間の関係が,べき乗関数で表現された。研究結果は優秀なアウトカムを示すが,事故減少効果が時間と速度にわたって減少し,速度変動性と,制限速度非遵守が,時間と共に大きく増加することを指摘しなければならない。時間にわたって,その効果を維持するためには,P2P速度取締りは,能動的に管理,すなわち,常時監視され,また適切な制裁によって支援されなければならない。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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自動車事故,交通安全 

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