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J-GLOBAL ID：201502295784393975   整理番号：15A0484788

嫌気的条件における大腸菌に発現させたプロテオロドプシンの光リン酸化が刺激する増殖上の利点と代謝シフトに関する実験的証拠

Experimental evidence for growth advantage and metabolic shift stimulated by photophosphorylation of proteorhodopsin expressed in Escherichia coli at anaerobic condition

著者 (5件)： WANG Ying (MOE Key Lab. of Bioinformatics and Center for Epigenetics and Chromatin, School of Life Sciences, Tsinghua Univ. ...) ,  LI Yan ,  XU Tuan ,  SHI Zhenyu ,  WU Qiong
資料名： Biotechnology and Bioengineering  (Biotechnology and Bioengineering)
巻： 112  号： 5  ページ： 947-956  発行年： 2015年05月 
JST資料番号： D0019A  ISSN： 0006-3592  CODEN： BIBIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 太陽光エネルギーは全再生可能生体エネルギー源であるため,細菌細胞工場による光エネルギーの直接利用,特に嫌気的発酵増殖の促進,さらにエネルギーが制限因子である場合の低エネルギー炭素源のリサイクルにおける光エネルギーの利用は非常に魅力的な概念であった。異種発現時にATP合成と連結することが分かっている光駆動プロトンポンプであるプロテオロドプシン(PR)は遺伝子操作菌株の光利用を可能にする簡単な興味深いオプションである。しかし,ある場合には発酵に影響を及ぼすことが報告されているが,異種プロテオロドプシン発現が増殖上の利点を支持すること,または光リン酸化による代謝シフトを引き起こすことは今まで分かっていなかった。異種発現プロテオロドプシンが嫌気条件下で大腸菌に増殖上の利点を提供して,酢酸と乳酸変化のATP依存性代謝シフトを引き起こす実験的証拠を初めて提示した。これらの発見は,エネルギーが制限因子である嫌気性発酵におけるPRのさらなる応用の可能性を示唆した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *プロトンポンプ ,  *遺伝子発現 ,  光リン酸化 ,  大腸菌 ,  細胞増殖 ,  代謝 ,  *発酵 ,  依存性 ,  経時変化 ,  脂肪酸 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  第二アルコール ,  ヒドロキシ酸 ,  薬物
準シソーラス用語： *プロテオロドプシン ,  *異種発現 ,  *嫌気性発酵 ,  光依存性

分類 (2件)： 微生物代謝産物の生産  (FK03020A) ,  遺伝子操作  (EC02050B)

物質索引 (2件)： 酢酸 ,  乳酸

タイトルに関連する用語 (12件)： 嫌気 ,  大腸菌 ,  発現 ,  プロテオロドプシン ,  光リン酸化 ,  刺激 ,  増殖 ,  利点 ,  代謝 ,  シフト ,  実験 ,  証拠