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J-GLOBAL ID：201502296051464040   整理番号：15A0286610

グリーン・コンバーティング EU規制対応 室温硬化樹脂用スズフリー硬化剤の開発

著者 (2件)： 青木裕介 (三重大 大学院工学研究科) ,  狩野幹人 (三重大 社会連携研究セ)
資料名： コンバーテック  (Convertech)
巻： 43  号： 2  ページ： 21-25  発行年： 2015年02月15日 
JST資料番号： Y0873A  ISSN： 0911-2316  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： チタニウムアルコキシドは,(変性)シリコーン系樹脂やポリウレタン樹脂の硬化触媒として良く知られており,すずフリー硬化剤であるが,水分に対して不安定であり,加水分解し易いという問題がある。また,チタニウムアルコキシド系の硬化性組成物は,有機すず化合物ほどの硬化特性を発揮できない。本稿では,斯様な背景で,三重大,信州大発のすずフリー触媒技術に関連した特許技術について紹介した。これ等の新規硬化触媒を使った樹脂製品は,接着剤,シーリング材,塗料から衛生用途・インク用途等への展開が可能である。1)はじめに,2)新技術の特徴(新技術の概要:(安全性・耐環境性に優れる有機チタン系アルコキシド・配位化剤(一座/二座配位子)との組合せ組成物,すず触媒より低環境負荷,室温硬化型樹脂用の硬化触媒),一座配位子系硬化触媒,二座配位子系硬化触媒,実用化に向けた課題とその対策),3)想定される用途と今後の展望。

シソーラス用語： グリーンケミストリー ,  包装材料加工 ,  *法規制 ,  対策 ,  有機スズ化合物 ,  架橋剤 ,  代替案 ,  *有機チタン化合物 ,  *アルコラート ,  シリコーン樹脂 ,  ポリウレタン ,  *配位子 ,  *錯体生成 ,  *遷移金属触媒 ,  実用化 ,  問題 ,  接着剤 ,  シーラント ,  塗料 ,  衛生用品 ,  インク ,  *二座配位子 ,  *錯体触媒 ,  *REACH規則 ,  環境管理 ,  管理 ,  環境保全
準シソーラス用語： *REACH(欧州化学品規制) ,  コンバーティング ,  対応策

分類 (6件)： 環境問題  (SA01020V) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  重合触媒,重合開始剤  (CG04070V) ,  有機第4族・有機第5族元素化合物  (CF09054V) ,  脂肪族アルコール  (CF03090H) ,  第4族,第5族元素の錯体  (CE01070U)

引用文献 (6件)：

• 中村修平、長広明、芦田恭典、村上泰、清水航:国際特許WO2010047109A1(2010年)
• 中村修平、長広明、芦田恭典、村上泰、清水航、宮田和代:国際特許WO2010143357A1(2010年)
• 石井孝一郎、村上泰、中村修平、田中義身:国際特許WO2012060068A1(2012年)
• 中村修平、田中義身、狩野幹人、宮田和代、村上泰:国際特許WO2013153773A1(2013年)
• 中村修平、青木裕介、田中義身、宮田和代、狩野幹人、村上泰:特願2014-168681(2014年)

タイトルに関連する用語 (8件)： グリーン ,  Eu ,  規制 ,  室温 ,  硬化 ,  スズ ,  硬化剤 ,  開発