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J-GLOBAL ID:201502296173254950   整理番号:15A0466583

りん酸水素二アンモニウム-タバコ混合物の熱分解のTGA/FTIR研究

TGA/FTIR study of the pyrolysis of diammonium hydrogen phosphate-tobacco mixtures
著者 (7件):
資料名:
巻: 112  ページ: 48-55  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: B0809A  ISSN: 0165-2370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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りん酸水素二アンモニウム(DAP)は市販のタバコのフレーバー成分として一般的に使用される。また,その他の用途の中でそれはタバコの体積を大きくし再構成タバコシートを製造し,そしてタバコニコチンを除くために使用される。しかし,タバコ成分としてのDAPの使用は論争上の問題である。一部の著者らはタバコの添加されたアンモニウム化合物が煙アンモニアと”煙pH”を増加させ,タバコ中で利用可能なより多くの遊離ニコチンをもたらすと述べている。一方,他の研究者はDAPの存在に起因するタバコブレンドのより大きなアンモニウム含有量が煙アンモニアの増加に反映されなかったことを報告した。本研究では,DAP,タバコ及びDAP-タバコ混合物の熱挙動をTGA/FTIRによって調べた。DAPの異なる熱分解段階に関与する化学的プロセスを提案した。タバコとDAPの両方の混合物の熱分解挙動の著しい変化は混合物を分析する際に検出されなかった。より低い温度に対してタバコのグリセロールとリグニンに主に関連する分解段階の置換を観察したが,一方セルロースに関連するそれはより高い温度に対して置換された。さらに,りん酸化物の分解に対応するピークはDAP-タバコの混合物に関連する曲線で検出されなかった。これらのすべての特徴はDAPとタバコ間の強い相互作用を示した。FTIRスペクトルは,DAPの非存在下と存在下でのタバコの熱分解から発生したガスの定性的な全体組成間に有意な質的な差を示さなかった。それにもかかわらず,検討した温度に依存してDAPの添加は,熱分解タバコの質量あたり発生した量に関してCO,CO2及び含酸素化合物の生成の増加及び炭化水素の発生の減少に寄与した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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