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J-GLOBAL ID:201502296212753322   整理番号:15A0707875

疲労負荷下でのミシシッピアカミミガメの甲ら:肋骨-縫合配置の効果

The red-eared slider turtle carapace under fatigue loading: The effect of rib-suture arrangement
著者 (2件):
資料名:
巻: 53  ページ: 128-133  発行年: 2015年08月01日 
JST資料番号: W0574A  ISSN: 0928-4931  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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柔順だが頑丈なコラーゲン性縫合によって相互連結された強力な骨要素から構成される生物構造は,アルマジロやワニやカメ等の中でも頭蓋骨や甲らにおいて多量に見出される。カメの甲らにおいて,剛性(肋骨)および可動性性(縫合)要素を変える独特な配置は,低あるいは高疲労負荷の対象となったとき,優れた機械的性能をもたらす。しかしながら,カメの甲らの反復性負荷サイクル-疲労-に対する抵抗性は,これまで調べられていなかった。そのような反復性負荷は,(捕食者)噛みつきあるいは引っ掻きの間に発揮される連続的高応力曲げ負荷をほぼシミュレートできた。本研究において,甲らと名付けられたミシシッピアカミミガメ殻の上部背側部分から取り出された肋骨および縫合標本に対して,弯曲性高応力サイクル負荷を適用した。その後,甲らのより完璧で統合された疲労挙動を得るために,肋骨-縫合-肋骨-縫合-肋骨配置を変えた複合体を含有する標本も同様に試験した。縫合は反復性負荷に対して最小の抵抗性があることが発見されたが,複合性標本に対して相乗効果が観察され,個々の(縫合あるいは肋骨にさえも)成分と比較して向上した疲労耐久性を示した。本研究は,剛性および可動性要素の複雑な集合体を組み入れた,将来の高応力疲労耐久性材料の設計を支援するかもしれない。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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医用素材  ,  骨格系 
タイトルに関連する用語 (5件):
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