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J-GLOBAL ID:201502296245280373   整理番号:15A0293606

ペプチドタンデム質量分析の多機能MBIT

Multi-functional MBIT for peptide tandem mass spectrometry
著者 (3件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 209-218  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: H0910A  ISSN: 0277-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アイソバリック標識は,質量分析に基づくプロテオミクスの蛋白質同定と定量のために広く使用されてきた。マスバランス,1H/2H同位体コード化ジペプチド標識(MBIT)は蛋白質分解ペプチドの1級アミンに標識を結合するアミン反応性リンカーを含むN-アセチル-Ala-Alaジペプチドに基づく多機能アイソバリック標識である。MBITは15~250fmol範囲の蛋白質の2-plex定量と同定を可能にする3Daにより分離された同位体コード化定量信号対を提供する。N-アセチル基または最初のアラニン側鎖の多様化各種MBITは個別質量ウインドの低質量定量信号であるbSイオン対を提供する。それで,各種BMITの組み合わせは単一液体クロマトグラフィー-質量分析実験における蛋白質の多重定量化を可能にする。他のアイソバリック標識と異なり,MBITはノイズのない領域の高質量定量信号であるysイオン対も提供して,四重極イオントラップ質量分析計の蛋白質定量を容易にする。N-プロトン化オキサゾロンを形成するbsイオンは単分子解離を受けて,二次低質量定量信号,asイオンを生成する。bsイオンに由来するasイオンの収率を用いて,ペプチドタンデム質量スペクトルの再現性獲得を可能にする,bsイオンの温度を測定することができる。したがって,MBITは蛋白質の多重定量とbs及びasイオンを用いたイオン温度の同時測定,ys(bsのコンプリメント)信号イオンを用いた共振型イオントラップのアイソバリック蛋白質定量を可能にする。このレビューはペプチドタンデム質量分析で実証された多機能性に焦点を当てて,MBITの概要について説明した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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蛋白質・ペプチド一般  ,  有機化合物の物理分析 
タイトルに関連する用語 (3件):
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