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J-GLOBAL ID：201502296293845676   整理番号：15A0002105

クリアランスを有さない天井の地震応答性状 その2 解析的評価

Seismic Performance of Ceiling without Artificial Spacing to Surrounding Object Part 2: Analytical Study

著者 (4件)： 田原健一 (フジタ) ,  佐々木康人 (フジタ) ,  佐藤幸博 (フジタ) ,  佐々木聡 (フジタ)
資料名： フジタ技術研究報告  (Fujita Technical Research Report)
号： 50  ページ： 31-36  発行年： 2014年11月 
JST資料番号： S0718A  ISSN： 1348-0650  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 吊り天井と周囲の壁等との間のクリアランスを設けず,天井に生じる地震力を周囲の壁等に負担させる「クリアランスなし天井」について,地震時の応答性状を明らかにすることを主な目的として振動台実験を行い,この結果について前報で報告している。天井と壁との間には施工上生じるわずかな隙間(ギャップ)が存在する場合があるが,このギャップが原因で衝突が生じ耐震性能が左右されることがわかっている。本報では,その1で示した振動台実験の結果について時刻歴応答解析による評価と,スペクトル法による最大応答値の評価を行った。解析結果については概ね良く実験結果と対応しており,衝突の際の衝撃力についても対応した。また,応答スペクトル法の適用性について検討を行い,ギャップを0とした試験体については応答スペクトル法を充分な精度で適用可能であることが明らかになった。(著者抄録)

シソーラス用語： *間隙 ,  *天井 ,  地震応答 ,  *数値解析 ,  *吊構造 ,  衝突効果 ,  衝撃荷重 ,  応答スペクトル ,  振動台試験 ,  時系列分析 ,  加速度 ,  最大値 ,  測定データ ,  予測誤差
準シソーラス用語： クリアランス【間】

分類 (2件)： 床,天井  (RB03040H) ,  建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

引用文献 (3件)：

• 石原直、脇山善夫、森田泰弘、渡壁守正、稲井慎介、喜々津仁密:周囲の壁等に慣性力を負担させる水平な在来工法天井の耐震性に関する実験的研究 その1~その5、日本建築学会学術講演梗概集(近畿)、構造I、pp.977-986、2014年9月
• 角友太郎、元結正次郎、金子健作、菅野嵩晃:不可避的な隙間を有する天井の地震時衝突挙動に関する検討その1・その2、日本建築学会学術講演梗概集(近畿)、構造I、pp.987-990、2014年9月
• 特定天井及び特定天井の構造耐力上安全な構造方法等を定める件(平成25年国土交通省告示第771号)、ほか、官報号外第170号、2013年8月5日

タイトルに関連する用語 (6件)： クリアランス ,  天井 ,  地震応答 ,  性状 ,  解析 ,  評価