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J-GLOBAL ID:201502296629060435   整理番号:15A0298939

部分的にコヒーレントな光ビームを含む送信ダイバーシティFSOシステムのチャネル相関

Channel correlation of transmit diversity FSO systems with partially coherent optical beams
著者 (5件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 39-45  発行年: 2015年01月10日 
JST資料番号: D0250A  ISSN: 0950-0340  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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自由空間光(FSO)通信は,バンド幅が広く,ライセンス・フリーで,低費用,そして安全性が高いので,過去数年に亘って強い関心が寄せられている。しかし,晴天下では地上波リンクで巧く動作するFSOシステムも乱気流などの影響を受け易い。乱気流によって誘起される屈折率の変化は,受信器側においてシンチレーションと呼ばれる光輝度の揺らぎをもたらす。シンチレーションは,チャネル容量を低減し,伝搬距離が長い場合にはビット・エラー率を大幅に増大する。本稿では,部分的にコヒーレントな光ビームを含む送信ダイバーシティFSOシステムのチャネル相関に関する研究結果を報告する。これまでに,送信ダイバーシティを含む空間的ダイバーシティは,乱気流によって誘起される信号のフェーディングを軽減する有望な技術であることが証明されてきた。しかし,コンパクトなFSOターミナルのサイズによる制限のために,送信アンテナを十分に切り離すことができない。結果として,チャネル相関が増大し,送信ダイバーティの性能が低下する。本研究では,2つの送信ビームを持つ送信ダイバーシティFSOシステムのチャネル相関統計に注目する。特に,完全にコヒーレントな光ビームに関するシンチレーションを低減する部分的にコヒーレントな光ビームを考える。理論的な分析から,幾つかの面白い結果,例えば光源の相関半径が0.001から0.1mまで変化するFSOシステムのチャネル相関の程度を得ることができた。これらの結果は,部分的にコヒーレントなビームを含む送信ダイバーシティFSOシステムの設計に非常に有用である。
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分類 (1件):
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光通信方式・機器 

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