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J-GLOBAL ID：201502296644385340   整理番号：15A0462706

市販され,側鎖のある,フルオロテロマを基本としたポリマーの土壌及び水中での数十年間スケールでの分解

Decades-Scale Degradation of Commercial, Side-Chain, Fluorotelomer-Based Polymers in Soils and Water

著者 (4件)： WASHINGTON John W. (U.S. Environmental Protection Agency, Georgia, USA) ,  JENKINS Thomas M. (Senior Environmental Employment Program, Georgia, USA) ,  RANKIN Keegan (Univ. Toronto, Ontario, CAN) ,  NAILE Jonathan E. (U.S. Environmental Protection Agency, Georgia, USA)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 49  号： 2  ページ： 915-923  発行年： 2015年01月20日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フルオロテロマ系ポリマー(FTPs)はフルオロテロマ産業の一次産物である。2種類の市販アクリレート系架橋FTP類の分解性を4種類の水飽和土壌及び水中で,376日間にわたり研究した。徹底的な連続抽出法を使用して,フルオロテロマアルコール類と同酸類及び全フッ素置換カルボン酸塩類を含めた50種類についてGC/MS及びLC/MS/MSによる分析結果を示した。1種類の市販FTPの土壌中での半減期は65-112年と推定され,その他のFTPは土壌中での半減期が33-112年であった。水中での市販FTPを用いた対照試験も土壌中とほぼ同様な分解性を示した。pH10で,市販FTPを用いた継続実験は,中性近辺での処理と比較して約10倍速い分解性を示し,市販FTP類の分解はOH-媒介加水分解であることを暗示していた。土壌中でのFTP分解で産生した8:2フルオロテロマアルコールは,FTPが存在しない場合と比較して安定しており,FTPとの格子状のゲスト-ホスト連携構造が予想された。本研究は市販FTP類に対する初めての徹底的抽出法を使用した分解性試験結果であり,市販FTP類が環境へのフルオロテロマ及び全フッ素置換化合物の給源であることを明確に示している。

シソーラス用語： 環境汚染 ,  土壌汚染 ,  *土壌汚染物質 ,  半減期 ,  フッ素化 ,  フッ素化重合体 ,  フッ素化合物 ,  共重合体 ,  *脂肪族フッ素化合物 ,  重合体 ,  *有機フッ素化合物 ,  ゲストホスト効果 ,  *残留性有機汚染物質
準シソーラス用語： コポリマー ,  フッ素化ポリマー ,  *フルオロテロマ ,  フルオロテロマアルコール ,  ポリマ ,  *ペルフルオロ化合物 ,  *環境汚染物質 ,  全フッ素置換化合物 ,  *土壌汚染物 ,  難分解性 ,  *難分解性汚染物質 ,  *難分解性物質 ,  難分解性有機汚染物質

分類 (3件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  環境汚染一般  (SB01000C) ,  土壌汚染  (FB04100T)

タイトルに関連する用語 (6件)： 側鎖 ,  ポリマー ,  土壌 ,  水中 ,  スケール ,  分解