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J-GLOBAL ID:201502296690317015   整理番号:15A0549495

N,N-ジメチルアクリルアミドの低温ラジカル重合の強化におけるアルカリ金属カチオンの二重の役割

Dual role for alkali metal cations in enhancing the low-temperature radical polymerization of N,N-dimethylacrylamide
著者 (6件):
資料名:
巻:号: 11  ページ: 2054-2064  発行年: 2015年03月21日 
JST資料番号: W2349A  ISSN: 1759-9954  CODEN: PCOHC2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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N,N-ジメチルアクリルアミド(DMAAm)のラジカル重合を,リチウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド(LiNTf2)を含む,アルカリ金属塩数種の存在下で検討した。アルカリ金属塩の添加は,得られるポリマーの収率および分子量の顕著な増加につながった。DMAAmおよびLiNTf2混合物のNMR分析は,DMAAmが,Li+の,そのC=O基への配位によって活性化されることを示唆した。LiNTf2存在下でのDMAAm重合の電子スピン共鳴分析は,アクリルアミド誘導体の成長ラジカルに対するシグナルが,LiNTf2が添加された時に溶液中において初めて観察されたことから,成長ラジカルが単一電子リチウム結合を通してLi+によって安定化されていることを示唆した。これらの結果に基づいて,著者らは,生長段階がリチウムイオンで安定化された成長ラジカルとリチウムイオンで活性化された導入モノマーとの間で起こるという,この重合のためのメカニズムを提案した。さらにまた,広範囲にわたる立体規則性(例えばイソタクチック,ジンジオタクチックおよびヘテロタクチックシステムのような)を有するポリマーを,溶媒とアルカリ金属塩の適切な組合せを慎重に選ぶことによって,この方法を用いて調製することに成功した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (1件):
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