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J-GLOBAL ID：201502296784334908   整理番号：15A0194416

多視点映像からのインテグラル立体像生成手法~スポーツシーンの3次元モデル生成と立体映像変換~

Integral 3D Contents Production from Multi-View Images: 3D Modeling and 3D Image Conversion of Sports Scene

著者 (4件)： 池谷健佑 (NHK放送技術研究所) ,  久富健介 (NHK放送技術研究所) ,  片山美和 (NHK放送技術研究所) ,  岩舘祐一 (NHK放送技術研究所)
資料名： 映像情報メディア学会誌(Web)  (Journal of the Institute of Image Information and Television Engineers (Web))
巻： 67  号： 7  ページ： J229-J240 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0261A  ISSN： 1881-6908  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水平,垂直方向に視差を持つ次世代の裸眼立体映像技術のひとつにインテグラル(IP)方式がある。本稿では,通常のテレビ番組で見かけるシーンを,通常の番組制作現場に適用可能な撮影手法によって撮影し,その結果からIP立体コンテンツを制作する手法を提案した。確率伝搬法(BP)に基づく距離推定によって多視点映像から複数視点の3次元モデルを生成し,それらを統合してインテグラル立体像を生成した。BPのエネルギー分布の尖度から距離推定結果の信頼度を評価し,複数視点の3次元モデルのうち信頼度が一定の閾値以上の領域のみを抽出し,それを統合した。これによりIP立体像における距離推定エラーの影響を抑制した。実験として相撲の取り組みを被写体としたIP立体コンテンツを制作し,提案手法の有効性を確認した。

シソーラス用語： *映像 ,  *モデル ,  モデリング ,  積分 ,  推定 ,  立体 ,  立体画像 ,  *立体視 ,  *三次元モデル
準シソーラス用語： インテグラル ,  *インテグラルイメージング ,  モデル生成 ,  確率伝搬法 ,  *多視点映像 ,  立体映像 ,  立体像

分類 (2件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  撮像・録画装置  (ND12032E)

引用文献 (21件)：

• 1) F. Okano, J. Arai, H. Hoshino and I. Yuyama: "Three-dimensional video system based on integral photography", Opt. Eng., 38, pp.1072-1077 (1999)
• 2) J. Arai, F. Okano, et al.: "Integral Three-Dimensional Television Using a 33-Megapixel Imaging System", Journal of Display Technology, 6, 10, p.422-430 (2010)
• 3) M. Katayama and Y. Iwadate: "A method for converting three-dimentional models into auto-stereoscopic images based on integral photography", Proc. SPIE, 6805, pp.68050 Z.1-68050 Z.8 (2008)
• 4) Y. Iwadate and M. Katayama: "Generating Integral Image from 3D Object by Using Oblique Projection", Proc. IDW '11, ITE, Nagoya, 3Dp-1, p.269-272 (2011)
• 5) K. Hisatomi, M, Katayama, K. Tomiyama and Y. Iwadate: "3D Archive System for Traditional Performing Arts", IJCV, 94, 1, pp.78-88 (2011)

タイトルに関連する用語 (8件)： 多視点映像 ,  インテグラル ,  立体像 ,  手法 ,  スポーツ ,  シーン ,  3次元モデル ,  立体映像