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J-GLOBAL ID:201502296875017883   整理番号:15A0723245

臭化バリウムによるマトリックス修飾後のoaTOF-ICP-MSによる硫酸の多元素分析

Multi-elemental analysis of sulfuric acid by oaTOF-ICP-MS after matrix modification with barium bromide
著者 (4件):
資料名:
巻:号: 12  ページ: 5019-5027  発行年: 2015年06月21日 
JST資料番号: W2324A  ISSN: 1759-9660  CODEN: AMNECT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,臭化バリウムによるマトリックス修正後に,誘導結合プラズマ直交加速飛行時間質量分析法(oaTOF-ICP-MS)による硫酸の同時多元素分析の新たな方法が導入された。この目的のため,10%(w/w)硫酸から採取された一定量の試料を臭化バリウムと混合し,硫酸塩の沈殿後の液相をTOF-ICP-MS定量用に同心ネブライザで吸引した。沈殿した不溶性硫酸バリウムとして硫黄を分離することによって,たとえばTi,Zn,Ge,およびCuの定量に対するSN+,SNH+,SO+,SOH+,SOH2+,SCO+,SNOH+,SO2+,S2+,SO2H+,あるいはS2H+のような異なる硫黄含有種に由来するスペクトルの干渉を除去できる。その後,硫酸中に微量および超微量レベルで存在する15元素(Be,Ti,V,Cr,Mn,Ni,Co,Cu,Zn,Ga,Ge,As,Sn,Sb,およびTe)の直接的で,信頼に足る同時測定が最適の計器条件下でまた内部標準としてRhを使用して行われた。正確さと精密さは硫酸の分析,ならびに提案された手法の結果と高分解能ICP-MS手法により得られた結果との比較により評価された。両手法の結果はTi,V,Cr,Mn,Ni,Co,Cu,Zn,Ga,Ge,およびAsに対してはよく一致した。15元素のすべてに対する正確さは分析回収研究によってもまたチェックされた。報告された方法には12.5%を越える精度がある。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
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分光分析  ,  その他の物質の物理分析  ,  無機物質中の元素の各種分析 

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