抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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送変電用がいしの絶縁体に使用される材料の特徴,がいしの構造について解説した。がいしの材料としては高強度の長石質普通磁器や高強度アルミナ含有磁器が用いられる。近年,磁器がいしの他に,繊維強化プラスチックコアとエチレンゴム,シリコーンゴムなどを組み合わせた複合がいし(ポリマーがいし)の適用が増えている。磁器がいしは,外的作用や経年変化等により絶縁性能,機械的強度が劣化する。複合がいしは,使用環境により外被ゴム部分にトラッキングやエロージョンが発生したり,酸の侵入によるコアの脆性破壊が発生したりすることがある。がいしの劣化に対する対策として,ピン金具腐食対策,劣化がいし介在連の雷害対策,絶縁不良がいし検出器を述べた。