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J-GLOBAL ID：201502297921071100   整理番号：15A0697111

JPDR保管廃棄物試料に対する放射化学分析(4)

Analysis of the Radioactivity Concentrations in Low-level Radioactive Waste Generated from JPDR Facilities Part4

著者 (9件)： 大森弘幸 (日本原子力研究開発機構 原子力科学研) ,  根橋宏治 (日本原子力研究開発機構 原子力科学研) ,  島田亜佐子 (日本原子力研究開発機構 原子力科学研) ,  田中究 (日本原子力研究開発機構 原子力科学研) ,  安田麻里 (日本原子力研究開発機構 原子力科学研) ,  星亜紀子 (日本原子力研究開発機構 原子力科学研) ,  辻智之 (日本原子力研究開発機構 原子力科学研) ,  石森健一郎 (日本原子力研究開発機構 原子力科学研) ,  亀尾裕 (日本原子力研究開発機構 原子力科学研)
資料名： 日本原子力研究開発機構JAEA-Data/Code(Web)
号： 2014-029  ページ： WEB ONLY  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： U0306A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本原子力研究開発機構の研究施設から発生する研究施設等廃棄物については,将来的に浅地中埋設処分される予定であり,埋設処分を開始するまでに,簡便に廃棄体の放射能濃度を評価する方法を構築する必要がある。そこで,原子力科学研究所バックエンド技術部では,原子炉施設から発生する放射性廃棄物を対象とする放射能濃度評価方法の検討に資するために,原子力科学研究所内で保管されている動力試験炉(Japan Power Demonstration Reactor,JPDR)施設の解体廃棄物から分析用試料を採取し,放射化学分析を実施してきた。平成25年度までに得られた分析値を用いて放射能濃度評価法を検討した結果,統計的手法により⁹⁰Srと¹³⁷Csの相関関係を評価するためには,¹³⁷Csの放射能濃度データ数が少数であったため,⁹⁰Srが検出され,¹³⁷Csが検出限界値以下であった試料について再実験を行い,これまでの分析値よりも一桁程度検出限界値を改善した。また,主要な放射性廃棄物発生施設毎に埋設処分における安全評価上重要核種を再評価した結果,重要核種として選定されている⁹³Moについて分析を実施した。本報告は,平成26年度に実施した放射化学分析(⁹³Mo,¹³⁷Cs)の結果と,これまでに取得した放射能濃度データについて整理し,JPDR保管廃棄物に対する放射能濃度評価方法の検討のための基礎資料としてまとめたものである。(著者抄録)

シソーラス用語： 浅地層処分 ,  *BWR型原子炉 ,  研究用原子炉 ,  濃度 ,  *放射能 ,  モリブデン同位体 ,  セシウム137 ,  *放射性廃棄物 ,  *放射化学分析 ,  三重水素 ,  炭素14 ,  塩素同位体 ,  ニッケル同位体 ,  ストロンチウム90 ,  ユウロピウム同位体 ,  ホルミウム同位体 ,  ニオブ同位体 ,  テクネチウム99m ,  放射能濃度 ,  塩素36 ,  ニオブ93 ,  JPDR原子炉
準シソーラス用語： JPDR ,  モリブデン93

分類 (3件)： 無機物質中の元素の放射化学的分析  (CC06022C) ,  放射性廃棄物  (MB05000Y) ,  核化学・放射化学一般  (CB10010V)

引用文献 (8件)：

• 原子力規制庁, 廃棄物確認に関する運用要領, 2014.03.
• 星亜紀子, 亀尾裕 他, 研究施設等から発生する均質・均一固化体に対する放射化学分析, JAEA-Data/Code 2009-023, 2010, 84p.
• 辻智之, 亀尾裕 他, 研究施設等から発生する均質・均一固化体に対する放射能濃度評価方法の検討, JAEA-Technology 2011-028, 2011, 66p.
• 星亜紀子, 辻智之 他, JPDR保管廃棄物試料に対する放射化学分析, JAEA-Data/Code 2011-011, 2011, 31p.
• 辻智之, 亀尾裕 他, JPDR保管廃棄物に対する放射能濃度評価方法の検討(1), JAEA-Technology 2012-045, 2013, 37p.

タイトルに関連する用語 (5件)： JPDR ,  保管 ,  廃棄物 ,  試料 ,  放射化学分析