抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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第55次日本南極地域観測隊(JARE-55)夏隊では,東ドロンイングモードランドのセール・ロンダーネ山地において絶対重力測定,無人磁力計の更新,GPSを用いた氷床流動速度の測定,およびベルジカ山地の偵察飛行を実施した。この調査はBelgian Antarctic Research Expedition(BELARE)とInternational Polar Foundation(IPF)のサポートによって実施された。本調査隊のメンバー構成は,スポット観測の測地担当2名および地形担当1名と,一般研究観測の宙空担当1名であった。南極への移動経路は往復路ともにドロンイングモードランド航空ネットワーク(DROMLAN)を利用し,空路ケープタウンから,ノボラザレフスカヤ基地滑走路を経由して現地入りした。活動地域はセール・ロンダーネ山地中部のプリンセス・エリザベス基地周辺およびシール岩(あすか基地)と,ベルジカ山地とした。本稿では観測,設営,気象をはじめとする本調査隊の行動全般について報告する。(著者抄録)