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J-GLOBAL ID:201502299301269743   整理番号:15A0556210

その場重合した疎水性足場内の生存性MSCデリバリーのための一過性細胞遮蔽法

A transient cell-shielding method for viable MSC delivery within hydrophobic scaffolds polymerized in situ
著者 (10件):
資料名:
巻: 54  ページ: 21-33  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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再生医療のための有望なアプローチとして体細胞由来治療が始まった。疎水性ポリエステルウレタンは,頑健な機械性質,ペプチド非使用細胞接着及び酸化的及び加水分解機構で制御できる分解などの優位性をもつ。しかし,注射用疎水性ポリマーを細胞デリバリーに応用するには,治療後の反応生成物及びマクロ多孔質構造の生成から細胞を防御するという課題が残っている。疎水性ポリイソシアネート及びトリオール前駆体から誘導した細胞デリバリー用の注射用担体を設計した。その場重合による反応生成物に起因する細胞死を克服するために,疎水性前駆体と混合する前に,幹細胞(BMSC)を易分解性の酸化アルギン酸ビーズにカプセル化した。細胞は70%以上の生存率で重合後も生き残り,酸化アルギン酸ビーズが迅速に溶解し,in vitroで足場への細胞接着が促進された相互接続マクロポアが形成した。このBMSCデリバリーのための注射用システムを皮膚創傷切除ラットに適応したところ,足場が移植細胞の生存と宿主細胞の浸潤を助け,予備形成した細胞をシードした足場及び無細胞コントロールと比較して,新しい組織形成が改良している事が分かった。本設計は注射に応用可能な疎水性足場のデリバリーであり,カプセル化した細胞は,重合と重合後のマクロポアの急速形成の双方から一時的に細胞保護するシステムであった。この簡便な手法は,弱い機械的性状をもち細胞接着と分解のためにペプチド取込が必要なヒドロゲル技術に関連する細胞デリバリーに対して優位性を有していた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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細胞生理一般 

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