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J-GLOBAL ID：201502299395518881   整理番号：15A0597033

表面水素結合の形成による二酸化チタンの光触媒作用における水の活性化:in situ IR分光研究

Activation of Water in Titanium Dioxide Photocatalysis by Formation of Surface Hydrogen Bonds: An In Situ IR Spectroscopy Study

著者 (7件)： SHENG Hua (Key Lab. of Photochemistry, National Lab. for Molecular Sciences, Inst. of Chemistry, Chinese Acad. of Sciences ...) ,  ZHANG Hongna ,  SONG Wenjing ,  JI Hongwei ,  MA Wanhong ,  CHEN Chuncheng ,  ZHAO Jincai
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 54  号： 20  ページ： 5905-5909  発行年： 2015年05月11日 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： TiO₂の表面上のチタン配位水分子の正孔駆動酸化は,熱力学および動力学的に不利である。表面のTiサイトへの水分子の直接配位吸着を回避することにより,水は活性化できその酸化を実現する。TiO₂の表面がH結合受容体で覆われる場合,第一層の水吸着モードはTi配位から隣接面のFサイトでの二重H結合吸着に切り替わる。詳細なin situ IR分光法と同位体標識研究は,二重H結合による吸着水分子が電子捕捉剤の非存在下でO₂に酸化され得ることを明らかにする。理論計算と組み合わせ,二重H結合構造の形成が熱力学的に水分子への正孔移動を可能にするだけでなく,水酸化においてプロトン共役電子移動により動力学的にO-H結合の開裂を促進することを提案する。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *酸化チタン ,  *水素結合 ,  *水 ,  *活性化 ,  *その場観察 ,  吸着 ,  *赤外分光法 ,  標識法 ,  移動 ,  電子移動 ,  開裂反応 ,  光触媒 ,  光化学反応 ,  接触酸化
準シソーラス用語： キャリア移動 ,  プロトン共役電子移動 ,  *二酸化チタン ,  水吸着 ,  同位体標識

分類 (2件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  光化学反応  (CB08020F)

タイトルに関連する用語 (8件)： 水素結合 ,  二酸化チタン ,  光触媒作用 ,  水 ,  活性化 ,  Ir ,  分光 ,  研究