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J-GLOBAL ID：201502299711249901   整理番号：15A0266969

PRL1はArabidopsisにおいてWOX5およびPLTsを介して根幹細胞ニッチ活性および分裂組織サイズを調節する

PRL1 modulates root stem cell niche activity and meristem size through WOX5 and PLTs in Arabidopsis

著者 (6件)： JI Hongtao (The State Key Lab. of Plant Cell and Chromosome Engineering, Center for Agricultural Res. Resources, Inst. of ...) ,  WANG Shuangfeng ,  LI Kexue ,  SZAKONYI Dora ,  KONCZ Csaba ,  LI Xia
資料名： Plant Journal  (Plant Journal)
巻： 81  号： 3  ページ： 399-412  発行年： 2015年02月 
JST資料番号： A1374A  ISSN： 0960-7412  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 根分裂組織の幹細胞ニッチは,根の成長のための恒常的な細胞供給を確実にするために,多分化能を維持している。幅広い進展にも関わらず,根幹細胞運命および幹細胞ニッチ活性の分子メカニズムは,ほとんどわかっていない。シロイヌナズナにおいて,Pleiotropic Regulatory Locus1(PRL1)は,多様なストレス,ホルモン,成長シグナル経路において機能するスプライセオソーム-活性化Nineteen Complex(NTC)の,WD40-リピート蛋白質サブユニットをコードしている。ここに著者らは,PRL1が根分裂組織サイズや根幹細胞ニッチ活性の制御に関与していることを示した。PRL1は根分裂組織で強く発現しており,その機能欠損変異体は静止中心(QC)の組織崩壊,未熟な幹細胞分化,異常性細胞分裂,そして根分裂組織サイズの減少を引き起こした。著者らの遺伝学的研究から,PRL1はQCにおけるホメオドメイン転写因子WOX5の限定的発現に必要であり,幹細胞ニッチ活性や根分裂組織サイズの調整における転写因子PLETHORA(PLT)の上流で機能することが示唆された。これらの発見は,PRL1が,幹細胞ニッチや根分裂組織サイズの維持を調整するPLTシグナリングの,重要な決定因子としての役割を明らかにするものである。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： Arabidopsis thaliana ,  根 ,  *幹細胞 ,  環境 ,  植物細胞 ,  分裂組織 ,  植物組織 ,  転写因子 ,  *遺伝子 ,  細胞分裂 ,  *サブユニット ,  細胞情報伝達 ,  細胞生理 ,  植物生理
準シソーラス用語： *PRL1 ,  幹細胞ニッチ ,  WOX5 ,  PLTs ,  細胞内シグナル伝達

分類 (2件)： 発生,成長,分化  (EH02030U) ,  細胞分裂・増殖  (EF02020D)

タイトルに関連する用語 (7件)： Arabidopsis ,  根 ,  幹細胞ニッチ ,  活性 ,  分裂組織 ,  サイズ ,  調節