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J-GLOBAL ID:201502299758750102   整理番号:15A0170196

廃物電子装置用カラムタイプ空気分離器のオリフィス間の距離の効果

Effect of Distance between Orifices in Column Type Pneumatic Separator for Waste Electronic Devices
著者 (2件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 140-148 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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廃物電子装置のプリント基板からの重要な(タンタルのような)希少金属をリサイクルする場合,電子装置は最初に盤から外さなければならない。それから個々の装置タイプに装置を分離する。以前に分離工程の実際使用のためのダブルチューブ空気分離器を開発した。この装置の特徴の1つは空気分離器カラムのオリフィスの導入であり,実験と気流シミュレーションを行って,その効果を明らかにした。分離室中の気流速度プロファイルに及ぼすオリフィス(分離室)間の距離の長さと気流速度の効果および分離カラム中の分離室の長さに焦点を当てるタンタルキャパシタと水晶共振器の分離特性を調べた。その結果,速度プロファイルがカラム上部の方向へ変化する4つの典型的ゾーンに分離カラムを分けることができた。すなわち,1)浮遊粒子を強制的に加速する高速ゾーン,2)比較的一様な速度プロファイルを保持する,3)より一様な速度プロファイルへ変化する,および4)カラム中心の周りで僅かにより高い速度の速度プロファイルへ変化する。ゾーン2)~4)の形成の主な理由は,カラム中の内部気流がまだ完全に発達した乱流になっていないことであった。これらのゾーンでは,カラム中心での速度と一様な速度プロファイルを形成する中心の周りのそれとの間に比較的小さな差異があった。したがって,粒子密度の差異に基づく高精度の分離が多分あった。これらのゾーンを分離ゾーンと定義した。用いた実験条件下で,および各電子装置で浮遊-落下実験を行って推定する気流の最適分離速度を適用して,分離室が300mmより長い場合,高分離効率を得ることが判った。加えて,最適気流速度より4%少ない気流速度を用いる場合,分離室の長さが300~500mmであるならば,分離ゾーンの長さが50~250mmであるが,分離も高効率で達成できた。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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産業廃棄物処理 
引用文献 (14件):
  • 1) T. Yumoto and T. Shiratori: J. MMIJ 125 (2009) 75–80.
  • 2) T. Yumoto, T. Shiratori and T. Nakamura: J. MMIJ 126 (2010) 95–102.
  • 3) S. Owada, C. Koga, S. Kageyama, C. Tokoro, T. Shiratori and T. Yumoto: J. MMIJ 128 (2012) 626–632.
  • 4) T. Oki: Proc. The 50th Annual Conf. of Metallurgists of CIM, ed. by S. R. Rao, C. Q. Jia, C. A. Pickels, S. Brienne and V. Ramachandran, (CIM ICM, Montreal, Canada, 2011) pp. 69–77.
  • 5) T. Oki, Y. Naito, T. Kamiya, K. Kawakita and T. Shiratori: Proc. XXV Int. Mineral Processing Congress (IMPC), (IMPC, Brisbane, Australia, 2010) pp. 3839–3844.
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