抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大規模オープンソースソフトウェア(OSS)開発プロジェクトには,大量の不具合が日常的に報告されている。プロジェクト管理者は,個々の不具合報告を精査し,共同開発者らと議論しながら不具合の原因を特定する役割を担っている。さらに,不具合を修正するのに最も適した開発者を選別し,不具合の修正作業(不具合修正タスク)を割当てる必要がある。しかしながら,不具合が大量に報告される状況下では,個々の不具合それぞれに対して適任の開発者を選ぶ事は容易ではない。多くの研究では最適な開発者の推薦方法が提案されてきた。しかしながら,多くの既存手法は開発者が修正できるタスク量の上限を考慮していないため,タスクが特定の開発者に集中する傾向にある。そのため本研究では,タスク割当の最適化を目的とする。提案手法の評価を目的とする実験を行なった結果,提案手法は,(1)実際の割当て結果より修正時間の短縮が可能なこと,(2)タスクの分散が可能であることを確認した。(著者抄録)