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J-GLOBAL ID：201502299950295451   整理番号：15A0596444

細胞培養環境での局所溶存酸素濃度空間分布の直接測定

Direct measurement of local dissolved oxygen concentration spatial profiles in a cell culture environment

著者 (4件)： KAGAWA Yuki (Inst. for Nanoscience and Nanotechnology, Waseda Univ., 2-2 Wakamatsu-cho, Shinjuku, Tokyo 162-8480, JPN) ,  MATSUURA Katsuhisa ,  SHIMIZU Tatsuya ,  TSUNEDA Satoshi
資料名： Biotechnology and Bioengineering  (Biotechnology and Bioengineering)
巻： 112  号： 6  ページ： 1263-1274  発行年： 2015年06月 
JST資料番号： D0019A  ISSN： 0006-3592  CODEN： BIBIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 培地にて局所的溶存酸素濃度(DO)を制御することは細胞または組織培養では重要である。各種の生体適合材料及び培養法がDOを調節するのに開発されている。培養にて局所的DOの直接測定はDO調節をテストする方法として確認されていない。本検討にて,著者らは組織工学に対する適用可能性を調べる3次元的空間にて1μmの精度で操作するClark型酸素微小電極を備えたDO測定システムを開発した。静置単層培養にてラットまたはヒトの心臓細胞を有する培養皿の底面に対して正確に微小電極チップの位置を測定することにより,著者らは培地におけるDOの空間分布の獲得に成功した。理論的定量予測は得られたデータとよく適合していた。サンプル間での変動の分析に基づいて,データが微小電極付近で「局所的」酸素消費を反映し,培養細胞の酸素消費速度にて時間的変化の検出が培地における酸素の拡散速度により制限された,ことを見出した。この酸素測定システムは高空間分解能をもって局所的酸素消費及び産生を監視し,そして微小環境装置をデザイン化し,培養の間局所的DO動特性を非侵襲的に監視する最近開発された酸素調節生体適合材料と共に使用されうると推定する。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 培養細胞 ,  *心筋細胞 ,  *iPS細胞 ,  *微小電極 ,  *溶存酸素 ,  *分析機器 ,  バイオセンサ ,  *細胞培養 ,  代謝 ,  ラット ,  ヒト ,  速度 ,  経時変化 ,  拡散速度 ,  監視 ,  数学モデル ,  シミュレーション ,  データ解析 ,  酸素センサ ,  空間分布 ,  空間分解能 ,  細胞代謝 ,  酸素消費速度 ,  *単層培養 ,  高空間分解能 ,  細胞生理学的現象 ,  ネズミ亜目 ,  センサ
準シソーラス用語： 細胞生理 ,  酸素マイクロセンサ

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  細胞・組織培養法  (EA03040R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 細胞培養 ,  環境 ,  溶存酸素濃度 ,  空間分布 ,  直接測定