特許
J-GLOBAL ID:201503000043950501

水車羽根と揚水羽根を一体化した同軸揚水羽根及びこれを用いた揚水装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 安形 雄三 ,  菅野 好章
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-136908
公開番号(公開出願番号):特開2015-010556
出願日: 2013年06月28日
公開日(公表日): 2015年01月19日
要約:
【課題】 効率を改善した水車羽根と揚水羽根を一体化した同軸揚水羽根、及びこれを用いた揚水装置を提供する。【解決手段】 軸流水車の周囲に通流板を設け、当該通流板により構成される流路の中に揚水羽根を設けてこれらを一体化することにより水車羽根と揚水羽根を一体化した同軸揚水羽根を構成し、当該通流板に対応したケーシング及びライナを備えたに揚水装置に当該水車羽根兼用揚水羽根を配設する事により揚水装置を構成し、電力等を投入することなく、流水による動力によって揚水を可能とした。【選択図】図4
請求項(抜粋):
軸流水車と、該軸流水車のランナ羽根の外周を囲繞するように一体化された、該軸流水車の回転軸と同心の中空円筒状の隔離板と、該隔離板の外周に設けられた、第1通流板と、第2通流板及び第3通流板とからなるバンドと、該第1通流板と該バンド及び該隔離板との間に設けられた流路に配設された揚水羽根とからなる水車羽根と揚水羽根を一体化した同軸揚水羽根であって、 該第1通流板は、該隔離板の流水出口側開口端よりも流水入口側寄りの外周上から、該軸流水車の回転軸とは垂直方向に延伸された内部に穴のある円板状に形成されており、 該第2通流板及び該第3通流板とからなる該バンドのうち、該第3通流板は、該隔離板の中心軸と同一の中心軸を有し、該隔離板よりも更に口径の大きな中空円筒状であり、該第3通流板の流体入口側開口部は前記隔離板の開口部と同一の平面上にあり、該第3通流板の流体出口側開口部は該第2通流板に接続され、該第2通流板は、該第3通流板の下流側開口部に流路側の接合部の表面が滑らかになるように接合されると共に、該第3通流板の下流側開口部の外周を起点として該軸流水車の回転軸と垂直な方向に延伸された内部に穴のある円板状に形成されており、 該第1通流板と該第2通流板との間の流路は平行に形成され、該第1通流板と該第2通流板との外周は共に同一の直径を有しており、 該隔離板の外周側の直径は、該流水入口側開口端から、該隔離板と該第1通流板の流路入口側との接合部にかけて緩やかに拡大しており、 該隔離板と該第1通流板の流路入口側との流路側の接合部は流路内の表面が滑らかな曲線を構成するように構成されており、 該揚水羽根は、該第1通流板と該第2通流板との間の流路に、該軸流水車の回転軸から垂直方向に渦を巻いた放射状に設けられており、該隔離板と該第1通流板との接合部のうち流路内面の該第1通流板側の滑らかな曲線の曲率が0になる部分と該第2通流板と該第3通流板との接合部のうち流路内面の第2通流板側の滑らかな曲線の曲率が0になる部分から、該第1通流板と該第2通流板2の外周側端部までにかけて形成されていることを特徴とする水車羽根と揚水羽根を一体化した同軸揚水羽根。
IPC (3件):
F04D 13/04 ,  F03B 3/04 ,  F03B 13/10
FI (3件):
F04D13/04 ,  F03B3/04 ,  F03B13/10
Fターム (26件):
3H072AA26 ,  3H072BB31 ,  3H072BB33 ,  3H072CC01 ,  3H072CC08 ,  3H072CC17 ,  3H072CC42 ,  3H072CC58 ,  3H072CC71 ,  3H074AA16 ,  3H074BB11 ,  3H074CC16 ,  3H074CC31 ,  3H074CC38 ,  3H130AA03 ,  3H130AB22 ,  3H130AB46 ,  3H130AC09 ,  3H130BA61A ,  3H130BA61C ,  3H130BA61J ,  3H130CA03 ,  3H130CA05 ,  3H130CB01 ,  3H130DG04X ,  3H130DG07X
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭55-128695
  • 羽根車
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-329582   出願人:三菱重工業株式会社
審査官引用 (2件)
  • 特開昭55-128695
  • 羽根車
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-329582   出願人:三菱重工業株式会社

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