特許
J-GLOBAL ID:201503000516894656

量子計算機及び量子計算方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (11件): 蔵田 昌俊 ,  福原 淑弘 ,  野河 信久 ,  峰 隆司 ,  河野 直樹 ,  砂川 克 ,  井関 守三 ,  井上 正 ,  佐藤 立志 ,  岡田 貴志 ,  堀内 美保子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-006049
公開番号(公開出願番号):特開2015-135377
出願日: 2014年01月16日
公開日(公表日): 2015年07月27日
要約:
【課題】 量子ゲートを高効率で実行できる量子計算機を提供する。【解決手段】 一実施形態に係る量子計算機は、共振器の中に配置された物理系Xi(i=1,...,N)及び物理系Yj(j=1,...,N2)並びに光源部を備える。各物理系Xiでは、状態|e>iは量子ビットに用いる状態|0>i、|1>i及びゲート操作の補助に用いる状態|2>iよりもエネルギーが高く、|2>i-|e>i遷移は共振器の共振器モードに共鳴している。各物理系Yjでは、状態|e>′jは状態|2>′jよりもエネルギーが高く、|2>′j-|e>′j遷移は前記共振器モードに共鳴している。光源部は、物理系Xs及び物理系Xtを操作するために、|1>s-|e>s遷移及び|1>t-|e>t遷移それぞれに共鳴する第1及び第2のレーザ光と物理系Yjに関して|2>′jにポピュレーションを集めるための第3のレーザ光とを共振器に照射する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
共振器の中に配置された複数の物理系Xi(i=1,2,...,N、Nは2以上の整数)であって、各物理系Xiは、状態|0>i、|1>i、|2>i、|e>iを含む少なくとも4つの状態を有し、状態|e>iのエネルギーは量子ビットに用いる状態|0>i、|1>iそれぞれのエネルギー及びゲート操作の補助に用いる状態|2>iのエネルギーよりも高く、|2>i-|e>i遷移は前記共振器の共振器モードに共鳴している、複数の物理系Xiと、 前記共振器の中に配置され、前記複数の物理系Xiと異なる物理系Yj(j=1,2,...,N2、N2は1以上の整数)であって、各物理系Yjは、状態|2>′j、|e>′jを含む少なくとも2つのエネルギー状態を有し、状態|e>′jのエネルギーは状態|2>′jのエネルギーよりも高く、|2>′j-|e>′j遷移は前記共振器モードに共鳴している、物理系Yjと、 前記複数の物理系Xiのうちの2つの物理系Xs(sはN以下の自然数)及び物理系Xt(tはsと異なるN以下の自然数)の状態を操作するために、|1>s-|e>s遷移に共鳴する第1のレーザ光と、|1>t-|e>t遷移に共鳴する第2のレーザ光と、前記物理系Yjに関して|2>′j-|e>′j遷移における状態|2>′jにポピュレーションを集めるための第3のレーザ光と、を前記共振器に照射する光源部と、 を具備することを特徴とする量子計算機。
IPC (3件):
G02F 3/00 ,  H01S 3/00 ,  G06F 7/49
FI (3件):
G02F3/00 501 ,  H01S3/00 A ,  G06F7/49 Z
Fターム (17件):
2K102AA30 ,  2K102AA37 ,  2K102BA01 ,  2K102BA31 ,  2K102BB01 ,  2K102BB10 ,  2K102BC02 ,  2K102BC07 ,  2K102BD03 ,  2K102DA01 ,  2K102DB01 ,  2K102DD10 ,  2K102EA21 ,  2K102EB02 ,  2K102EB10 ,  2K102EB20 ,  5F172ZZ12

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