特許
J-GLOBAL ID:201503000720940047
大断面トンネルの構築方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
久寶 聡博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-023392
公開番号(公開出願番号):特開2015-151675
出願日: 2014年02月10日
公開日(公表日): 2015年08月24日
要約:
【課題】複数本からなる小径シールドトンネルを用いて大断面トンネルを構築する際、できるだけ裏込めのみでルーフシールド間の止水性を確保できる大断面トンネルの構築方法を提供する。【解決手段】各小径シールドトンネルを、拡幅予定領域3の横断面積が最大となる基準断面位置でそれらが拡幅予定領域3の横断面輪郭線11に沿って全て配置されるように、基準断面位置よりも横断面積が小さな断面位置では、基準断面位置での配置間隔とほぼ同等になるために必要な本数だけ横断面輪郭線11に沿って配置され、残りがその背後に配置されるように配置してある。横断面輪郭線11に沿った小径シールドトンネルについては、各小径シールドトンネルの裏込め領域71に設けられた2本の突条72a,72bを、隣接する小径シールドトンネルの裏込め領域71に設けられた2本の突条72a,72bにそれらの先端近傍で各々接続する。【選択図】図9
請求項(抜粋):
大断面トンネルの構築予定領域を取り囲むように該大断面トンネルのトンネル軸線方向に沿って複数本からなる小径シールドトンネルを延設し、該複数本の小径シールドトンネルを先受け構造体として外殻を構築した後、該外殻で囲まれた内側領域を掘削する大断面トンネルの構築方法において、
前記小径シールドトンネルのうち、前記構築予定領域の外縁を形成する横断面輪郭線の湾曲部分に沿って互いに隣接配置される2つの小径シールドトンネルであってそれらの裏込め領域に、隣接する小径シールドトンネルとの離間距離が最短となる基準角度位置を挟む2つの角度位置から径方向に突出する2本の突条をトンネル軸線方向に沿ってそれぞれ設けるとともに、前記2つの角度位置のうち、湾曲中心に近い側の角度位置と前記基準角度位置とがなす角度θ1が、湾曲中心から遠い側の角度位置と前記基準角度位置とがなす角度θ2よりも大きくなるように、該2つの裏込め領域のうち、一方に設けられた2本の突条を他方に設けられた2本の突条にそれらの先端近傍で各々接続することを特徴とする大断面トンネルの構築方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (13件):
2D054AA03
, 2D054AA04
, 2D054AA05
, 2D054AC02
, 2D054AC15
, 2D054FA02
, 2D054FA07
, 2D055AA02
, 2D055BA02
, 2D055BA09
, 2D055BB01
, 2D055LA01
, 2D055LA17
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