特許
J-GLOBAL ID:201503001168672152

キャリア及びフレネル膜を備える眼科用レンズの表面を決定する方法及びそのような表面を備える眼科用レンズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 村山 靖彦 ,  実広 信哉 ,  阿部 達彦
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-537266
公開番号(公開出願番号):特表2015-532469
出願日: 2013年10月17日
公開日(公表日): 2015年11月09日
要約:
本発明は、キャリアと、キャリア上にあるフレネル膜とを備える眼科用レンズの表面を決定する方法に関する。本発明は、そのような表面を備える眼科用レンズにも関する。本発明は特に、眼科用レンズの表面を決定する方法に関し、上記表面は、フレネル膜と、上記フレネル膜を支持するキャリアとを備える。上記キャリアは、幾何学的中心と、第1の中央領域(10)と、環状周縁領域(15)と、回転対称性とを有する。上記フレネル膜、第1の中央領域、及び周縁領域は、上記幾何学的中心を中心とし、第1の中央領域は第1の円形境界によって定義され、周縁領域は第2の円形境界及び表面の縁部によって定義される。本方法は、(S1)上記第1の中央領域における上記キャリアの第1の曲率プロファイルと、上記周縁領域における上記キャリアの第2の曲率プロファイルを定義するステップと、(S10)上記第1の境界の第1の半径(R1)及び上記第2の境界の第2の半径(R2)を決定するステップと、(S20)第1の中央領域及び上記周縁領域に隣接する上記キャリアの遷移領域(12)の第3の曲率プロファイルを決定するステップと、(S30)表面の目標曲率プロファイルを決定するステップであって、上記目標曲率プロファイルは、上記第1の中央領域でキャリアの第1の曲率プロファイルと同一である、ステップと、(S40)上記目標曲率プロファイルとキャリアの上記曲率プロファイルとの差から、フレネル膜の連続曲率を決定するステップと、(S50)フレネル膜の上記連続曲率プロファイルを切断することにより、フレネル膜を決定するステップとを含む。
請求項(抜粋):
眼科用レンズの片面を定義する方法であって、前記面は、フレネル層及び「キャリア」と呼ばれる連続表面を重ねることによって形成される表面を有し、前記キャリアは幾何学的中心と、第1の中央ゾーンと、環状周縁ゾーンとを備え、前記キャリアは軸対称であり、前記フレネル層、前記第1の中央ゾーン、及び前記周縁ゾーンは前記幾何学的中心を中心とし、前記第1の中央ゾーンは第1の円形境界によって区切られ、前記周縁ゾーンは、一方では第2の円形境界により、他方では前記面の縁部によって区切られ、前記方法はコンピュータによって実施され、 (S1)前記第1の中央ゾーンにおける前記キャリアの第1の曲率プロファイルと、前記周縁ゾーンにおける前記キャリアの第2の曲率プロファイルを定義するステップと、 (S10)前記第1の境界の第1の半径及び前記第2の境界の第2の半径を定義するステップと、 (S20)前記第1の中央ゾーン及び前記環状周縁ゾーンまで連続する前記キャリアの遷移ゾーンの第3の曲率プロファイルを定義し、前記キャリアの前記第1の曲率プロファイル、前記第2の曲率プロファイル、及び前記第3の曲率プロファイルを含む前記キャリアの完全な曲率プロファイルを定義するステップと、 (S30)前記面の目標曲率プロファイルを定義するステップであって、前記目標曲率プロファイルは、前記第1の中央ゾーンにおいて、前記キャリアの前記第1の曲率プロファイルと同一である、ステップと、 (S40)前記目標曲率プロファイルと前記キャリアの前記完全な曲率プロファイルとの差に基づいて、連続曲率プロファイルを定義するステップと、 (S50)前記連続曲率プロファイルを切断することによって前記フレネル層を定義するステップと、 を含む、方法。
IPC (1件):
G02C 7/02
FI (1件):
G02C7/02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 眼鏡レンズを決定する方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2009-542122   出願人:エシロールエンテルナショナル(コンパニジェネラルドプチック)
審査官引用 (1件)
  • 眼鏡レンズを決定する方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2009-542122   出願人:エシロールエンテルナショナル(コンパニジェネラルドプチック)
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • 独国特許出願公開第2312872号明細書, 19740919
  • 独国特許出願公開第2312872号明細書, 19740919

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